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Channel: Flying Beauties -美女空中浮遊体験集-
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座間味ロケットジャンプ

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2016年も暮れようとしております。今年はPSVRが発売されるなど、「VR元年」と言われましたね。


という書き出しで始まる記事を書いてから、はや1年2017年も暮れようとしております。
あの記事では話の枕として、年内に開催された台湾やドイツでの展示会のことを取り上げましたが、実は同年(つまり昨年)、多くのVR機器を体験できるイベントが東京でも開催されていたことに、今回はスポットを当てようと思います。


さかのぼること1年9ヵ月前の2016年3月17日(木)および翌18日(金)、東京タワーメディアセンターにあるスタジオアースを会場とし、『未来アミューズメントパーク』というイベントが開催されました。
要は最新のVR機器を集めた小規模なイベント。


筆者、このイベントについて知ったのは閉幕後であったため、行くことはできず。まあ、仮に開幕前に知ることができても、日程的にはちょっと厳しかったかもしれないんですが。


この『未来アミューズメントパーク』に、『座間味ロケットジャンプ』というアトラクションが出展されていました。そして、これがもう出色の空中浮遊体験機器だった!


座間味ロケットジャンプ


(画像はd.365より拝借)

このようにVRゴーグルとハーネスを装着し、吊り上げられて空中散歩を疑似体験するというもの。VRゴーグルに映し出されるのは、沖縄・座間味地方の島から島へと飛び渡る場面の映像で、しかもCGなどではなく、ドローンを飛ばして空撮した実写であるところがミソなのだとか。
体験者はいくつかの候補の中から行き先を選ぶだけ。あとは全自動で飛び立ってくれる仕掛けです。そしてその機構の心臓部は、なんと人力! 簡単な天秤のような仕組みの両端にそれぞれ体験者とスタッフがスタンバイし、スタッフが映像モニターを見ながらタイミングよく天秤の端に体重を乗せることで、もう片方の端の体験者が宙に浮くという、およそ最新VRとは思えぬ超アナログな手法です。
おそらくは、どこか沖縄近辺で具体的な観光用に利用するため作られたのではなく、実験的作品なのだろうな。いわばコンセプトマシンってやつね。
製作したのは株式会社Hashilus(ハシラス)という企業で、1年前に紹介したVR PARK TOKYOにもいくつかの機器を提供している、日本を代表するVRコンテンツ制作会社のひとつです。


イベント当日は男女問わず多くの体験者が座間味上空の空中散歩を疑似体験したようで。ウェブを丹念に調べれば、静止画・動画ともにそれなりの数を発見できるでしょう。ちなみに女性体験者には主催者側からツナギが貸し出されるようになっていたらしく、誰も彼もみんな同じ服装で画像化されていたりします。
しかしどの画像もキレイなおねいさんばっかりで、とってもいいわぁ。……と思いつつ昨年の記事で書いたことを思い出した! そう、VRゴーグルは人を実際以上に美男美女に見せる効果があったんだ。気をつけねば(なにをだ)。


さて、当ブログで積極的に扱うべきショービジネス界の女性も、何人かこの機器を体験しているようです。
ウェブ動画のリポーターとか。



他にも、たとえば声優の儀武ゆう子さん。かつて当ブログで紹介した『蒼の彼方のフォーリズム』では、フライングサーカス競技大会でもっぱら実況を担当する放送部の女子生徒役でしたね。
このアトラクションの中では本場の沖縄弁による案内ボイスが流れるのですが、その声をおそらく沖縄出身の彼女が担当し、その縁で機器の実体験が叶ったのではないかと思われます。
しかし当人のアメブロがあるのですが、このイベントについては全く記述されておらず。ただ7秒動画投稿サイトVineに、会場で彼女が吊られる様子を見つけました。投稿者の安藤さんというのは、実はハシラス社の代表の方なんですね。
こちらの儀武さん、このイベントつまり昨年3月の時点ですでに身ごもられていたようで、秋に出産を果たしています。おめでとうございます


それから、どうやらこの『未来アミューズメントパーク』よりも半月ほど先んじて、座間味ロケットジャンプほかハシラス社のVRコンテンツがお披露目された内覧会的なイベントが別会場であったようなんですが、どういうつながりがあったのかそれに招待された女性たちの体験リポートが、各所にアップされています。
たとえば、AneCanの読モだという高橋志信ちゃん。こちらはアメブロに記事を載せています。もちろん画像つき。ちなみに彼女、この記事のあと昨年秋にご結婚とのことで、おめでとうございます
それから、モデルやタレント業を手広くこなし歌まで歌う、MAAMI(まあみ)ちゃん。画像つきアメブロ記事あり。こちらは今年の夏にご結婚。さらに今は出産を間近に控えているようで。おめでとうございます


っておい、なんだなんだこの結婚出産ブームは。座間味ロケットジャンプって恋愛成就の神なのか? 安産の神なのか?


それはともかく、「座間味ロケットジャンプ」で検索すると、今でも当時の記事や体験者の感想ツイートなどを多く発見することができます。当ブログではとても全部は紹介できませんので、ご興味のある方はぜひご検索を。
それらの中で、男性体験者の感想にしばしば散見されたのが「股間が痛かった」という一節。「やはり男性はそうなりますわな」と思いつつ、もう少し考えを巡らせると、「いや本当に男性だけなのだろうか?」という疑問に行き当たります。たとえ匿名のSNSであったとて、女性は軽々しく股間が痛いなんて書きにくいものな。この日ロケットジャンプを体験した多くの女性たちは、単に痛みをそっと我慢していただけなのかもしれません。


このハーネスなら、さもありなん。写真で形状や材質を確認するに、これっておそらく、高所作業員の転落防止用安全帯として市販される類のハーネスでありましょう。
つまりは、とりあえず命をつなぎ止めることを最優先に作られているものであり、材質は固くて丈夫。これでは観光やアミューズメントにおいて空中浮遊を楽しむ用途には向きません
このあたり、この実験作の持つ課題のひとつなんだろうな、と思います。ハーネスの専門家(?)たる筆者が言わせてもらうなら、ここは高所作業用ではなく、スカイダイビング用のハーネスを流用するのが適当と思いますね。開発スタッフの方がもし当記事をご覧ならば、そしてもし改良や再開発のご予定がおありなら、ぜひご参考に。


とまあ、実はこの最後のアドバイスを書きたいがために今回の記事は執筆されたのでありました。こんな記事があってもいいさ。筆者としては、このVRアトラクションがまたどこかで一般公開されることがあることを願いつつ、皆さんよいお年を、ということです。




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