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Channel: Flying Beauties -美女空中浮遊体験集-
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アンジュルム(上國料萌衣、佐々木莉佳子、船木結):限られた芸能人!

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今回はCM
ピザーラCMにご存じ出川哲朗が出演するようになって久しいですが、その2018冬シーズンの新CMが、11月から放送されています。
出演者は出川氏のほか、ハロプロのアイドルグループ・アンジュルムから以下の3人です。このシリーズのレギュラーといっていいですね。


上國料萌衣(かみこくりょう・もえ) 1999年10月24日、熊本県出身
佐々木莉佳子(ささき・りかこ) 2001年5月28日、宮城県出身
船木結(ふなき・むすぶ) 2002年5月10日、大阪府出身

全員10代であるせいかそれぞれ個人ではSNS参加はしていないようで、3人を含むアンジュルム若手メンバー6人共同のブログがアメブロで運営されています(こちら)。


今回のCM4人がそれぞれ1980の小さな“数字の妖精”に扮し、妖精から見ると巨大きわまりないピザの前に出現していろいろ動きまわるというもので、そのため撮影は全編合成用のブルーバックで行われたとのことです。
で、当ブログで取り上げるからには当然、ワイヤーによるフライングシーンが存在するわけです。YouTubeCMとメイキングが公開されていますので、それを貼ります。





ご覧になっておわかりのように、CM本編の映像も、メイキング映像も、フライングシーンはかなり少なめで、ビジュアル的にはさほど特筆点のない映像なのであります。肝心のフライングシーンだって、巨大な着ぐるみに包まれていると、人間が宙に浮くビジュアルとは非なるものになってしまって萎えるし。演技する当人が感じる浮遊感に違いはないんだろうけどね。


ただし、メイキングムービーには撮影終了後に収録されたらしいインタビュー映像が多めにおりまぜてありまして。今回のCMの見どころを聞かれた出川さんは、事前の段取りを途中で転換してこの宙吊りシーンを挙げ、


3人は初めてなんでしょ? ハーネスつけたのも初めてなんでしょ? ハーネスつけれる芸能人なんて限られた芸能人しかなれないんだからね。あなたたちはもうそのハーネスをつけれたんだからね


と力説しています。
うーん、出川さんが普段つけてるハーネス(罰ゲームのバンジーやスカイダイビング)はまた別物のような気もしますが(笑)、それでも、Flying Beauties的にはなかなかの名言! 今回はこの言葉を世に伝えたくてこのネタを取り上げたと言っても過言ではありません。
20年30年前にくらべ、いやこのブログを始めた10年ちょっと前と比較しても、ちまたで一般人がハーネスを装着して楽しめる観光アトラクションは圧倒的に増えたけれど、芸能界でしか体験できないワイヤー演技はまたそれらとは別格であります。今回の出川パイセンのお言葉を胸に刻み、そんな特別な体験ができることへの高揚感幸福感を、アンジュルムたちも、そしてこれから同様の体験をすることになるすべての女性芸能人たちも、感じていてほしいなァ。


このピザーラのCMは、すでにあちこちで流れてますよね。確実に見られるのは、ピザーラがメインスポンサーとなっている女子ボウリング大会中継番組『P★League』。BS日テレで毎週日曜日夜に放送中です。30分の番組中、同じCMが複数回オンエアされたりするので、見逃すことはないでしょう。この番組には上記メンバーのひとり上國料萌衣がインタビュアー的な役割でレギュラー出演しているので、非アイドルマニアが彼女たちアンジュルムに触れる機会のひとつになっていると思われます。興味を持たれた方は、是非!




箭内夢菜×2

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2018年もまもなく終わり。平成最後の年末であります。


CM業界では例年、春過ぎから空中浮遊シーンのある映像が増えてきます。重いコートを脱ぎ捨てて身も心も軽くなる時季に、その気分に関連する商品の広告が打たれ、その気分に関連するようなシチュエーションのCMが増えるためでありましょう。
今年も当ブログで取り上げたように、中条あやみCM×3で幸先よくスタートした春夏シーズンだったものの、それ以降のフライングシーンはちょっと少なめだったような気がしないでもない。
あったとしても、地味めのフライングシーンだったり、引いた映像だったり、座って撮影したものを合成したようなワイヤー使用でないものだったり、ごく短いカットのみのフライングだったりしました。前回のピザーラもそうでしたね。


そのせいもあり、今年のCMは例年にくらべ当ブログへの採用件数が少なかった。
なので今年最後の記事は、もうひとつCMを取り上げてみましょう。目下オンエア中の携帯ゲームアプリ「バクレツモンスター」のCMは、ちょっとしたお色気シーンで注目されているのであります。


ひるがえるミニスカートの裾を押さえながら爆風に吹っ飛ばされる女子高生のカットは、ワイヤーで吊るなどして撮影されたのか、あるいは寝そべって撮影したものを合成したのか、やや微妙な印象ではあります。が、寝そべって撮るとスカートを風に舞わせるのが難しくなるはずですから、やはりワイヤー実際に宙に浮いているものと憶測されます。NON STYLE石田氏ほか、他の男子学生たちのカットが明白なワイヤー使用であることもありますし。
いずれにせよ、これも超短いカットのみで萎える。メイキング公開してほしいなあ。


ともあれ爆風に吹っ飛ばされているのは、箭内夢菜ちゃんというモデルさんです。近年、少しずつ女優業にも進出していますけど。


箭内夢菜(やない・ゆめな) 2000年6月21日、福島県出身


ヤナイと読むのか……(この記事書くまで知らなかった)。18歳です。まだホントの制服着てる世代なのね。所属事務所のプロフィールページはこちら。公式SNSは、Instagramだけが存在しているようです。


彼女が宙に舞うシーンとしては、今年の夏に流れていたこちらのCMのほうが印象深いでしょう。森永乳業のカップアイス「蜜と雪」。動画は森永乳業ホームページのほうで公開されていますので、各自ご参照ください。
うーん、これはCMのワンカットとしてはそこそこ長めで、浮かび上がる瞬間の表情なんかも含めてすごく印象的でいいんだけど、いかんせん飛行シーンの画が引きすぎなんだよなあ。なかなかいい感じのビジュアルが揃わなかった今年のフライングCMを象徴するような映像です。
なお、夢菜ちゃんの公式Instagramの過去投稿には、この蜜と雪のCMメイキングシーンが1枚の静止画で紹介されていますので、こちらも注目!


というわけで、2018年CM紹介は、そんな今年っぽい2本CMに主演した箭内夢菜ちゃんの、ふたつで合わせ技一本的なモチベーションによる紹介でもって締めくくられるのでありました。
それでは皆様よいお年を!



松島花:裸で飛ぶ人のお話

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前回記事で、春夏以降は地味めのフライングCMが多かったと嘆いた2018年でしたが、今年2019年は年明けからダイナミックなフライングシーンが、CMで展開されております。CMネタは3ヵ月連続になってしまうんだけど、今回はこれを無視するわけにはいかんでしょう!


カップが各人の胸の形にフィットするという、ユニクロワイヤレスブラ・ビューティーライトCM。今月下旬からオンエアが始まっています。


動画はYouTubeで公開されているものの、限定公開であるせいかうまく貼れません。こちらからジャンプして見てね。


スローモーションで空中を優雅に泳ぎつつ、自動装着されるブラジャーに身を委ねている超絶スタイルの女性は、人気モデルの松島花さん。


松島花 1989年8月5日、東京都出身


平成元年生まれということなので、今年30歳になるわけですね。平成最終年となる今年最初の記事で取り上げるにふさわしいお方であるといえましょう(コジツケ)。
公式アメブロがありますが、この2年半ほどまったく更新されておりません。SNSは目下公式Instagramのみ(こちら)です。このユニクロのCMに関する告知投稿も、ちょっとだけありました。


CMは、たいへん美しい空中浮遊映像が大部分を占めていますね。
これは松島花さんの手脚の動きなどから察するに他の方法で撮影されたとは考えられず、当然ながらワイヤーで彼女の体を吊り上げて撮影しているのです、と普段の記事なら即決で書いてしまうところですが、このCM映像は簡単にそうだとは決めつけられません。なぜならこれ、ワイヤーアクションにおけるタブーを平然と犯している映像なのですから!


ワイヤーアクションは男女を問わず、全裸とか水着とか下着姿で行われることがまずありません。「チャーリーズ・エンジェル」や「トゥームレイダー」みたいな、セクシー美女を主人公にしたアクション映画でも、ヒロインが水着のような布地の少ない姿で超人的に跳び回って格闘するシーンは、実現すれば絶大なビジュアルインパクトを持つというのに、いまだかつて皆無といっていいです。その理由の最たるものは、やはりワイヤーアクションのために必要なハーネスを服の下に隠すことができないから。
ハーネスのウェストベルトは一般的なズボンのベルト位置よりだいぶ高いところ(むしろみぞおちに近いぐらい)に設けられ、ワイヤーはそのあたりに結合されます。ちょうどそのあたりで上半身と下半身とを分けることで、両者の重量が均一化し、バランスが取りやすくなるのです。ズボンのベルト位置、あるいはローライズを意識したもっと下の位置にワイヤーをつけると、上半身が重くなりすぎ、空中でバランスを崩しひっくり返ってしまいがち。屈強な体幹の筋力があれば持ちこたえられるかもしれませんが、訓練を積んでいない一般の女優さんなどにはかなり難儀です。このバランスの問題は、ハーネス自体の小型薄型軽量化をどれだけ極めたとしても変わりません。ウェストの高い位置あたりに布の少ない衣装のキャラは、どうあってもワイヤーアクションができないのです。
CMをはじめとした過去の映像作品でも、衣装が薄手だったがためにワイヤーが使えず他の方法でフライングシーンを撮影した、という例はいくらでもありますよ。例えば、すみれが「うる星やつら」のラムちゃんに扮して空を飛ぶCMがずいぶん前にあったけど、あれにもワイヤーは使用されてません。


しかしこのCM映像は、上半身裸またはブラジャー1枚で宙に浮かび上がる女性の姿であるわけで、かといってワイヤー不使用だとも思えず、類似する他のCM映像とは一線を画すほどに撮影方法が謎なのであります。
考えたあげく、筆者が到達したのは、


ハーネスは着けてるけど消したのだ


という結論。
むろん魔法や手品のたぐいではなく、CG加工で消したということですけど。


昨今のワイヤーアクションで欠かせないのが、撮影後の編集段階で施されるワイヤー消しの工程です。ワイヤーが写り込んでいる映像をCG加工し、俳優や背景を残したままワイヤーのみ消し去る技術のこと。
背景がただのモノトーンの壁だったりすると比較的容易にできるんですが、昨今のCG技術は、かなり細かく複雑な背景画像の中でも違和感なくワイヤー消しを行うことが可能になっているようです。もちろんそれは静止画にとどまらず、動画でも1コマ1コマすべてにワイヤー消しを施すのが、最近は当たり前の作業となっています。筆者が幼かった頃など、背景が単色でも、また小さな模型飛行機のたぐいが飛ぶようなシーンでも、ワイヤーやテグスが見えてることは当たり前だったのだから、技術の進歩のスピードたるや凄いもんです。
余談ながらこの技術の進歩は、当ブログで取り上げるようなキレイどころの女優やモデルが空中浮遊する映像が昔に比べて増えたことにも、おそらく一役買っています。ワイヤー消しの技術がないと、少しでも見えにくくするためにより細いワイヤーを使用するという選択をせざるを得ず、それは事故の確率やその際の深刻度を増してしまうので、アクション方面の技術や訓練スキルを持っていない者が臨むことは敬遠されがちになるはずだからです。


このCMもワイヤーを使用しているのだとすれば、CGによる合成やワイヤー消しの工程は当然おこなわれているわけです。それならばその過程でハーネスのウェストベルトも消してしまえる。もちろん手間は2倍近くかかるんでしょうけど、技術的にはもはや不可能でないレベルに到達しているはずで、今回はそれをやり遂げた映像なのだと考えられます。


ということは……と、さらに考えを進めれば。
超ビューリフォーな松島花さんが半裸で登場し、見る者(とくに男性諸氏)を驚嘆させているこのCMですが、そもそも彼女は半裸で撮影に臨んだわけではないのかもしれません。最初からブラジャーを着けてハーネスを着けてワイヤーを着けて撮影し、CG加工でワイヤーを消しハーネスを消しブラジャーも消してこの映像を作ったのだとしたら……我々が映像を見て認識している彼女の背中のやわ肌の大部分は実際には彼女の肌ではなく、CGで合成された人工の肌色にすぎないのかも?
メイキングが公開されていないので、そのあたり肯定も否定もできないんですよね。ぜひ公開してほしいところ(なんかCMの記事を書くたびに同じこと書いてる気がする)。


というわけで今回は、CG加工によるワイヤー消しの技術についてと、近年のようにそれが極まってしまうとすべての映像の加工を疑わざるを得なくなってくるという奇妙な副作用について、考えてみたのでありました。
撮影の際に松島花さんの体が宙に浮いたことはおそらく間違いないので、当ブログとしてはそれだけで十分に完結できるお話ではあったのですけどネ。



バンジーフィットネス

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ここんとこCMネタが続いているので今回は別のものを、と考えているときに限ってよさげなCMネタが入ってきているのでありますが、やはり今回は別ネタで行きます。CMはまた次回以降のお楽しみということで。


別件でYouTubeサーフィン中、筆者が見つけた動画。
海外でブームになりつつあるフィットネスジムを紹介するものです。数えきれないほど多くアップされているのですが、その中からふたつほど貼りつけておきましょう。ひとつはインストラクターと思われる女性のソロ・デモンストレーション。もうひとつはジムを取材するテレビ番組の映像です。




なんと腰にハーネスを装着バンジーコードで軽く吊られながらジャンプなどの運動を行うというフィットネス。
宙に浮きっぱなしというわけではないものの、一瞬だけピーターパン気分が味わえたり擬似的なミッションインポッシブル体験もできたりするようです。


動画を見ていてもわかると思います。けっこうキツそうな感じですよね。
筆者も経験済みですが、たとえばバンジートランポリンなどは数分体験しただけでとんでもなく疲労し、息が上がり、制限時間前にギブアップする人も多々います。ハーネスで吊られるというのは、想像以上に体力を要するものなんですよ。それゆえ、フィットネスには最適なのです。
そんな理由もあって、過去記事でも紹介したように、殺陣やアクションを教えるジムで、アクションスキルの向上というよりはフィットネス目的でワイヤーアクションを実践する教室も、過去あるにはあったみたい。が、非アクション系のフィットネスジムでこのようなハーネスが使われるケースは、これまであまりなかったのではないかな。
そこそこ激しい運動をしても空中浮遊気分が楽しくてついつい続けちゃう、ということはあるだろうし、バンジーコードで体重の一部を免荷しているわけですから、運動量の割には膝や足首への負担が少なくて済むという効果もありそうです。意外と運動としては優秀なのではないかと!


ここに紹介した動画からYouTubeの関連動画を辿ると、同様のジムを紹介する映像をかなりの数見つけることができます。言語もさまざま、つまりは国もさまざまであり、昨今この手のバンジーワークアウトが世界的なムーブメントになっていることがわかります。
動画の投稿日時を見る限り、2017年の春夏シーズン頃からぼちぼち現れはじめ、2018年つまり昨年あたりは着実にその数を増やしてきたようです。ということは、そろそろ日本に入ってきてもおかしくはないんじゃないか、と。これからのトレンドと呼ばれることになるのかもしれません。
筆者の場合、これまでフィットネスの必要など感じたことはほぼなかったし、レクリエーションならともかく地道な反復訓練をお金払ってまでやりたいとは思わないけど、これが近所にできたら入会しようか、さすがにちょっと考えちゃうよなあ。
その時は……財布と相談して決めようと思います(笑)。



Galaxy Harajuku

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ここ数日ずっと体調不良に悩まされておりまして。寝込むほどの症状ではないものの、微熱が下がらず頭痛もする。だから今回は手抜き記事といたします(いつも通りだという説もあるが)。
前回記事で予告していたCMネタをやるんじゃないのかと思っていた方も多いと思いますが、それは次回以降に。これについては体調不良とは関係なく、最初からその予定でした。なぜそのような予定にしたのかは次回以降、当該記事の中で語られることになるでしょう。


今月12日、東京・原宿にGalaxy Harajukuなる施設がオープンしました。
サムスン電子のGalaxyスマホをプロモーションするための施設で、最新の機種に触れられたり、Galaxyスマホを利用したVRアトラクション(レーシングゲームなど)をすべて無料で体験できたりする太っ腹な施設。ほか、様々なイベントも随時開催されているようです。
地上6階地下1階というこの大型施設の一角に、月面の重力を体験できるVRアトラクションがあるのですよ。体験者を天井からワイヤーで吊るタイプのものですが、見たところハーネス状のものが外部に露出していません。体験者は宇宙服をイメージした(船内服っぽいけど)衣装の下にハーネス類を仕込んでいるものと思われ、ヘルメットもかぶったりして宇宙体験を行います。着替えやレクチャーにも時間を費やす、けっこう本格的な体験装置なのだろうと想像できます。


昨日の『王様のブランチ』でも紹介されていましたね。残念ながら体験したのはオリラジ藤森だけでしたけど(ゲストの福原遥とかいたのになー)。あんまり高くは飛べないようだったし、感覚的には昨年のイグ・ノーベル賞展のやつと似たり寄ったりなのかもなあ。ただ、VRによる没入感によりどれだけの浮遊感が演出できるのか、そのあたりは実際に体験しなければわからないのかもしれません。


Galaxy Harajukuは原宿駅や明治神宮前駅から至近だそうです。詳しくは公式サイトをチェックのこと。さらにはGalaxyの日本語版FacebookTwitterInstagramなども合わせてチェックすれば、情報の補足になるでしょう。


実はこのアトラクション、そもそもは昨年の平昌オリンピック開催期間中、韓国内の空港かどこかに設けられた特設施設で体験できたもの。ごく一部で報道されていました。世界から多くの観光客が集まるその時期の空港はグローバルなプロモーションのチャンスだと思ったのでしょう。その後このアトラクション、米ニューヨークあたりにも設置された、と筆者は聞いています。なので、遠からず日本にも上陸するのではないかと、密かにサムスンの動向にアンテナを張っていたのでありますよ。
それがようやく実現したわけです。


問題なのはこのアトラクション、体験には予約が必要なはず(少なくとも『王様のブランチ』には「要予約」の字幕スーパーがあった)なのに、上記公式サイトはもちろん各SNSにおいても、その事実がいっさい示されていないこと。
予約がいるならウェブで申し込みできるのが普通だし、何らかの事情でそうしてないにしても、訪問客の混乱を防ぐためには「要予約」の文言ぐらいどこかに記述しておくべきだよなあ。なんたって公式サイトなんだから、他のどのメディアよりも詳細な情報が得られてしかるべきでしょ。
開業当初は予約制にするはずだったがやめて現在はすべて当日受け付けになっている、ということなのかもしれないが、それも憶測の域を出ません。というわけなので、どうやって予約をすればいいのかは、筆者にはまったくわかりません。興味のある方は各自お問い合わせくださいませ……って、なんだこの歯切れの悪さ



広瀬すず再降臨

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世間は平成最後の日を迎えているわけですが、当ブログはそのような国民的イベント事とは関わりなく粛々と綴られるのが常でございます。今日もいつも通りにやらせてもらいましょう。


現在放送中のNHK朝ドラ『なつぞら』でヒロインをつとめる広瀬すずは、2年前当ブログ過去記事にも登場してCMを紹介されているんですが、最近になってまた新たなフライングシーンつきCMがオンエアされているのです。


東芝ライフスタイルという企業。東芝の関連企業と思われるもののあまり聞いたことのない社名……。おそらくは近年の業績悪化により東芝が本社から切り離した白物家電部門。つまりそれだけ新しい会社なのでしょう。切り離したので、東芝の名を冠しているとはいえ、その子会社というわけではなくなっています(それでも20%程度の株式は有しているらしい)。
その東芝ライフスタイルの企業CMが、昨年10月からオンエアされています。公式サイトおよびYouTubeではCM本編とメイキング動画が公開されていたので、貼っておきましょう。




このメイキング映像ワイヤーアクションシーンの部分は、秒数こそ短いもののなかなかよきビジュアルですよ。ぜひチェックしておきましょう!
ただ、公式サイトなどには「広瀬すずが人生初のワイヤーアクション」などという記述があるんですが、すでに当ブログ過去記事で取り上げられていることからもわかるようにこれは明確な間違い。筆者の知る限り、CMだけでもこれが3社目にして4回目といったところのはずです。人生初ってどこから得た情報なのだろう? これに伴い、昨年秋のオンエア開始時に発表された各ニュース記事などでも軒並み「」という表記が使われていたりして、誤報が大きく拡散されているのですよ。情報はもうちょっと注意深く扱ってもらいたいですねえ。


さて、この東芝ライフスタイルCM、当然ながらテレビCMなので、テレビで見ることも可能です。しかも提供番組を持っているので、その時間にチャンネルを合わせれば必ず見ることができます。日本テレビ系で放送中の『ヒルナンデス!毎週水曜日の序盤30分ぐらいをチェックしてみてください。さっそく明日は水曜日かつ祝日ときてるので、よい機会ですね。
このCM情報を前回つまり3月末に記事にしなかった理由は、せっかくオンエア情報を記しても改編期である4月以降これが変わってしまう恐れがあったからなのでした。しかし筆者、先日4月以降の同番組でもこのCMを確認しました。おそらく当面はこの曜日に流れ続けるものと思われます。


以上、前々から温存していたCM情報でございました。それでは皆さん、よいお年を(この時期に使うとヘンな感じだな)。



平祐奈:YunaTube

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今回は何を書こうか、直前までまったく決めてなかったのです。そんな中、最近になってひとつのネタを得たので、これを書いてみようかな。
そういえば令和初の投稿なのですが、平成最後の更新だった前回記事と同じく、いっさい関係なくいつも通りやらせていただきます。


今回の記事の主役となりますのは、最近の活躍がめざましい若手女優、平祐奈


平祐奈(たいら・ゆうな) 1998年11月12日、兵庫県出身


20歳です。たいていの人はご存じかと思いますが、平愛梨の実妹であるからして、長友佑都の義妹ということになりますです。
公式サイトアメブロLINEブログTwitterInstagramと、現代のアイドル女優らしくウェブへ方面は手広く展開しているようです。


そんな祐奈ちゃんが、テレビ情報誌『ザ・テレビジョン』とのコラボ企画であるらしいウィークリーチャレンジもの動画・YunaTube(ユウナチュウブ)ワイヤーアクションに挑戦したそうです。詳細は5月22日発売の週刊ザ・テレビジョンに掲載されたようですが、すでに最新号ではないので今からはチェックしにくいかも。
同誌公式サイトで公開されているウェブ記事では、10枚程度の静止画およびYouTubeにアップされた8分半ほどのそこそこボリューミーな動画で、その詳細がリポートされています。
動画、貼っとこう。



ワイヤーアクションというからにはハーネスを着用しているはずですが、以前の記事で紹介したアクション稽古のケースと違い、今回はブルース・リーを思わせるイエローの衣装の中にそれを仕組んでいるようです。これやるときはワイヤー通すための穴を衣装にあけなきゃならないケースがほとんどで、衣装1着をおシャカにする覚悟が必要。今回は果敢にそれを実践したわけですね。
記事によれば平祐奈ちゃん、映画の撮影でワイヤーに吊るされたことがあるとのこと。彼女といえば昨年春先の、飯豊まりえ川栄李奈と共演したCMでワイヤーを使った垂直ジャンプを披露していたのが筆者の記憶には新しいんですが、その筆者も映画については初耳でした。よって映画のタイトルなど詳細はわからないんですが、今度しらべてみようかと。
まぁいずれにせよ、ワイヤーは初めてではないということですね。そのせいか、当人は空中で平衡を保つのに苦労したと語っていましたが、それを感じさせないなかなか堂に入ったアクションぶりだと、筆者は思います。


ちなみに今回祐奈ちゃんが訪れたのは、昨年早々、東京・お茶の水界隈にオープンした比較的新しいアクションジムです。AAC STUNTSというプロスタントチームの直営で、講師陣もこれまで当ブログで話題にしてきた『牙狼』『キューティーハニー THE LIVE』『満福少女ドラゴネット』などなど深夜帯アクション系ドラマで、監督、アクション監督、あるいはスーツアクターをつとめた一流職業人ぞろい。そういう意味でも当ブログとは若干の縁のあるジムなのであります。それだけ本格派ということですから、スキルとしてアクションを身につけたい俳優さんも生徒として多く所属しているみたいですよ。
と書くと「なーんだ業界人向けのジムなのか」と思われがちですが決してそうではなく、教室では一般人やキッズに対してもアクションや殺陣を教えています。
ワイヤーアクションについてはそのためのクラスがあるわけではなく、一般客でも飛び入りでも参加できる体験会を数ヶ月に1回程度の不定期で開催していました。それがこのたび、主に外国人向けとして定期開催されるようになり、来月からは日本人向けにも拡大されるのだとか。そのあたりこの原稿執筆時点ではきちんと決定していないので、興味のある方はAACスタンツ公式サイトのチェックよろしく。


YunaTubeのバックナンバーには、彼女が越谷のインドアスカイダイビングに挑戦している回も存在し、上記のように映画・CMでもワイヤー経験があるなど何げに空中浮遊偏差値(?)の高い彼女。いつかは当ブログでも取り上げたい女の子のひとりだったので、今回は急に入ってきた情報だったとはいえ、ちょうどいい機会となったのでありました。
いずれはアクションシーンが多い役にも挑戦したい!」とアクション志向を表明した祐奈ちゃんなので、これからの彼女の出演作には大いに注目しときましょう!



福盛田悠:郡山市ふれあい科学館スペースパーク

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ついこないだまで寒さに震えながらブログ書いてたと思ってたのに、早いもんで本格的な夏はもう目の前であります。今回は夏休み前にレジャー紹介を、それもまだ梅雨どきということで屋内施設を取り上げてみたいと思います。
福島県の郡山市ふれあい科学館スペースパーク。実は当ブログでは過去にも取り上げたことのある施設なんですが、いつのことだっけと調べてみたら、なんと9年も前の記事だった! まだ地震の前の話だったんですね。
今回はこの施設の月面重力体験装置ムーンジャンプなどを紹介したテレビ番組を取り上げてみようと思います。

 

 

 

この映像はおよそ1年前に作られたものです。東北や北陸など地方のテレビ局数社がタッグを組み、それぞれがご当地の注目スポットを紹介する映像を持ち寄って構成される、ご当地限定のローカル番組。むろん関東在住の筆者などは観ることのできないシロモノで、正確な番組名も忘れてしまったんですが、その存在は筆者、ウェブなどでちゃんと把握してました。どうにかして観たいなーと思っていたら、秋になって動画が公開されているのを知り、以来ブログに取り上げる機会を伺っていたんですよね。

 

 

施設内を巡ってムーンジャンプなどのアクティビティを体験しているのは、動画内ではいっさい名乗りませんが、福島テレビ(当時)の福盛田悠アナウンサーです。

 

 

福盛田悠(ふくもりた・はるか) 1991年10月14日、岩手県出身

 

 

リポート当時は26歳だったはずの美人アナ。筆者は全国ネットの報道番組でリポーターとして出演されていた彼女を見たことがあるので、東北に住まなければ見ることのできない人だとは申しませんが、今はどうかなあ。というのも彼女、今年の春からはミヤギテレビに移籍しているらしいんですよね。

 

 

動画内の彼女のリアクションは、とにかく超絶たのしそうで萌える萌える。テレビリポーターはこうじゃなくっちゃね。テレビと同等の高画質で公開されていることもあり、見ておいて損はない動画です。
ただ、空中姿勢が不格好すぎて上品な顔立ちの美女が台無しになっているのが難点。これはハーネスの股下部分にけっこう大ぶりなクッションを設置している(9年前の記事の時点でも触れられています)ため脚を閉じられないことが原因で、この施設の欠点のひとつではないかと筆者は思っています。
しかし、このようにハーネス吊りに近い形の仕組みで月面重力を体験させてくれる施設は、筆者の知る限り全国に3ヵ所あったのに、それが9年前の記事の頃にはすでに2ヵ所になっており、その後さらに減ってついにここ1ヵ所になってしまっているのですよ。
いまや全国唯一の貴重な体験を目当てに、これからの雨の季節とその後の夏休みには、みなさんスペースパークを訪れてみてはいかがでしょうか。

 

え、筆者? うーん郡山は遠いんだよなあ

 

 

 


テレ朝夏祭り

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夏休みなんでイベントのアトラクション紹介をやります。先月に続いて、ということになってしまうけれど。


テレビ朝日主催の夏休み限定イベントテレ朝夏祭りでは、会場にバンジートランポリンが設置してあるそうです。と書いて気づいてみると、バンジートランポリンって久々に取り上げた気がするなー。もちろん、他のテーマの記事の中で名前だけ書いたというのは別にして。
バンジートランポリン2000年代前半に移動式のものが現れてから、期間限定イベントなどのコンテンツやショッピングモールなどの集客ツールとして定着し、2000年代後半が人気のピークだったように思います。2010年代になると宙吊り系アトラクションとしては、常設パークと移動式とを合わせてジップライン関連が隆盛になったということもあり、人気としてはだいぶ落ち着いてしまったのかなと。
ところがこのテレ朝夏祭りのコンテンツ、たしか昨年はジップラインだったのに今年になってバンジートランポリンを採用しています。つまり時代的に逆行したわけで、なにげに大英断だと思うわけですよ。


テレ朝夏祭りでのバンジートランポリンの体験には1回につき500円が必要だそうです。また、それとは別にサマパスが必要なんだとか。
サマパスとはいわゆる電子チケットで、このイベントでは一部の有料エリアに入るための入場券となります。バンジートランポリンはこの有料エリアの中にあるので、買わないわけにはいかないという理屈。おとな2,000円、こども1,000円。電子チケットゆえに、アトラクションの受付時など、スマホをかざすだけで簡単にチェックインできるのが売りなんだそうです。
それじゃあスマホ持ってない中高年層なんかはどうすんだ? 孫にねだられたがチケットが入手できず一緒に行けなかった、なんてケースもあるのでは?などと思っていたら、実は紙のチケットとして購入することも可能とのこと。ところがこの事実、イベント公式サイトから「サマパスを購入する」ボタンをワンクリックしたあとの画面にしか提示されないので、気づかずに即断で購入をあきらめちゃった人も多々いるのではないかと思われます。この点、改善したほうがいいと思うな。
とにかく合計費用おとな2,500円は、バンジートランポリン1回の体験料金としてはかなり割高です。他のアトラクションなどにも多く参加しないと元を取った気分にはなれないかもしれませんね。


ここ数週間テレ朝では、深夜帯を中心にテレ朝夏祭りナビ!!」「六本木サマステ・ガイド!という2種類のミニ番組で、このイベントをPRしています。内容はほぼ同じ感じなのでなぜ2種類に分けているのかは謎。1回のオンエアにつき1つ2つ程度のイベントの見どころを紹介しており、しつこく毎回視聴していればバンジートランポリンの紹介動画を見られる可能性はあります。チェックしておくに越したことはないでしょう。
筆者がすでに見た動画では、若い女性ばかり複数人の体験者がバンジートランポリンに興じる様子を見ることができました。時間としては短いけれど、なかなかよき映像となっております。なにせ体験者が美女であり、かつ感想など述べるセリフ回しがプロっぽく、映像もおそらく営業開始前に収録されたものと目されることから考えても、ただの一般客ではなさそう。どこかのタレントフリーアナウンサーなのかもしれませんが、詳細は不明です。テレ朝夏祭りは同局の新人女子アナふたりがメインのPR役を務めていますが、それとは別人のようだしね。
それから、ちょうど夏休み始め、つまりテレ朝夏祭りが始まった頃に放送されたプロ野球オールスター戦の中継の合間に同様の動画がオンエアされたのも、筆者は確認しています。他の番組、たとえば朝や昼の情報番組あたりで流れた可能性もありますが、そこまではちょっとわかりません。上記2番組は今も続いているし、お盆休みが近づいた頃に別の特番が放送されることもありうるので、引きつづきアンテナ張っておきたいな。


さて、以上に興味を持ち行ってみようかと思った方のためにもう少し補足しておきますと、このバンジートランポリンの体重制限は20~90kgだそうです。
実は今でも各地で開催されているバンジートランポリン、近年(50kg程度を上限とするぐらいの)大人にとってはかなり厳しめの体重制限が設けてあるケースが多いのです。こうなると成人男性はほぼ全員アウト、女性でも少なからずアウトの人がいるわけで、実質こども専用アトラクションとなっているケースが少なくありません。当ブログでバンジートランポリンの開催されるイベントをほとんど取り上げなくなった理由のひとつです。
それより条件の緩和された今回のイベントは、大柄な人にとってはチャンスかもしれません。お好きな方は、ぜひ!


問題は混み具合かもしれませんね。やっぱりテレビという大メディアで繰り返し宣伝されているイベントは、集客数のケタが違う。とくに週末、会場は混雑が予想されますので、どうかお覚悟のほど! そうそう、夕方がオススメだと公式サイトには書いてありましたよん。



三吉彩花:ダンスウィズミー

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今回は映画にスポットを当てますよ(なにげに久しぶり)。
ウォーターボーイズ』『スイングガールズ』などで知られる矢口史靖監督の最新作『ダンスウィズミー』が今月16日から公開中であります。
長年ミュージカル嫌いを自認してきたOLが、催眠術によって音楽を聴くと歌い踊らずにいられない体になってしまう、という奇想天外なおバカ話。今回も矢口ワールドが花開いております。
で、この映画のミュージカルシーンが、こんな感じなんですね。



というわけで、シャンデリアに掴まっての空中ブランコ風の動きがあったり、この曲は空中シーンが多めとなっております。そして実際に宙を舞うシーンはもちろん、空中ブランコシーンなどでもその補助として、ワイヤーがふんだんに使用されています。一部メディアでメイキングの様子も公開されているので、この点は明らか。ほとんどワイヤーには体重をあずけていないはずの空中ブランコシーンでも、撮影ではシャンデリアに掴まれる高さまではワイヤーで体を吊り上げてもらったようですよ。
メイキング動画も見つけたので貼っておきましょう。



しかしこの映画、予告編などを見る限り、空中シーンが多いのは実はこの場面だけ。他は普通に地に足をつけて展開されるコメディ映画です。すなわちフライングシーンが満載というわけではなく、これだけなら当ブログが取り上げるまでのことはないのでありますが、今回は主演が三吉彩花ちゃん。それこそがこの記事を書く理由なのですよ。


三吉彩花 1996年6月18日、埼玉県出身


23歳になっているのですねえ。公式Instagramこちら。その他のSNSはやってないようです。公式アメブロがこちらにありますが、主演映画の一大キャンペーン期間を経ているはずなのに2年前から更新されておりません……。
彩花ちゃんといえば、成長期限定アイドルグループ・さくら学院の元メンバーであり、当ブログでたびたび話題にしてきたかつてのNTTCMキャラ・光の天使ナンバー2にあたる人でもあります。
当時の動画からのキャプチャ画像を貼っとこう。このとき中学3年生。これが彼女にとってのワイヤー初体験だったんですよね。



私は気絶するだろうと思ってた」という言葉からも憶測できるように、当時はワイヤー撮影に対しては恐怖心のほうを強めに抱いていた模様。人の性質なんてそう簡単に変わるもんじゃないから、今回の撮影でも、内心はけっこう怖がっていたりしたんじゃないのかな。ただ、例えそうであっても、なにしろ催眠術にかかっているという設定なので、見た目上は楽しそうに舞い踊ってなければならないのが大変なところです。


しかし実は彼女、お仕事でもっと過激なことを経験しています。それは中国・マカオにあるマカオタワーからの超高々度バンジー。旅番組やバラエティの罰ゲーム的なコンテンツとしてたびたび登場するので、ご存じの方は多いでしょう。三吉彩花ちゃんは、当時レギュラーだった『メレンゲの気持ち』の海外ロケ特番の際、この恐怖のアトラクションに挑戦するハメになり、半泣きながらも見事これを成し遂げているのです。快挙ですよ。仕事に対する彼女の覚悟の強さを感じずにはいられませんね。


話を戻して光の天使
当ブログでは、元荒川さんが先に記事にしてしまったということもあり、当時の光の天使CMそのものは記事にしなかった経緯があるので、当時の天使たちが再びの空中浮遊を披露することがあったなら、積極的に取り上げていきたいなと考えております。
このブログの4年半ほど前の過去記事では、同じ光の天使ナンバー1だった武藤彩未ちゃんのMVを紹介しました(そうか…あれってそんなに前なのか)。今回はその第2弾として天使ナンバー2三吉彩花ちゃんを取り上げたいと考えたわけです。
ちなみに光の天使ナンバー3は、こちらも今や人気女優の松井愛莉。今後なにかのワイヤー撮影の機会に恵まれる可能性は、決して低くないと思いますぞ。実現の暁にはまた当ブログで取り上げることを、筆者はここに約束しましょう!



眉村ちあきに注目!

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今回はいきなり人物の紹介から始めてみます。当記事のタイトルにもあるとおり、眉村ちあきというお人なんですが、この人をご存じの読者って、どのくらいいるんだろうな?


眉村(まゆむら)ちあき 1996年9月12日、東京都出身


23歳公式Twitterアカウントがあります。「弾き語りトラックメーカーアイドル」を自称する彼女は、今年5月にメジャーデビューを果たしたばかりなんですが、果たしてアイドルと呼んでよいものか微妙な立ち位置にいます。可愛くないとかいうことではなく、アーティスト路線なんですよね。作詞作曲を自ら行い、あまつさえ自分の所属事務所を立ち上げて自ら社長の椅子に座っております。セルフプロデュース的なことも前向きにやってるってことなんでしょう。


そんな珍しい芸能業務形態にとどまらず、そのパフォーマンスはいろんな意味で個性的。プライベートでファンと遊んじゃうこともあると聞きますし、ライブの物販では自社の株券(もちろん本物)を売ってるらしいですし。
ライブパフォーマンスも破天荒そのもので、客席ダイブなどは日常的にやっていたり。そしてそのうえ、下の動画のようなこともやっているのですよ。
今年6月4日、東京・新木場で行われたライブの模様だそうです。当時はまだ22歳だったわけね。



撮影は会場客席にいた観客の手によるものと思われ、別人による別アングルからの動画も同様に公開されています。探してみてください。
これはつまり違法な隠し撮りなのかと思うとそうではなく、れっきとした公明正大な動画。実は彼女、自分のライブの静止画・動画の撮影と公開を全面的に許可しているのです。
海外アーティストについては(かなりの人気シンガーも含め)、そうやってファンによって撮影・公開されたライブ映像を動画サイトやSNSで多く目にしますよね。動画が拡散されることの利点を見据えて許可されてるんでしょう。ところが日本のアーティストにそういう習慣が浸透していないのは残念なところです。最終的な利を得るためとはいえせっかく持ってる独占権は手放したくないという発想から、どうも日本の芸能関係者たちは抜け出せないのかなあ。
そういうところをあっさり譲っちゃうところも、彼女の破天荒さの凄いところなのだと、筆者は思います。
そのおかげで、探せばこの日のライブ画像、そりゃもうウジャウジャと出てくるのですよ。インスタとかからね。


というわけで、今回は音楽ライブにおける舞台上のフライング演出。衣装の下にハーネスを仕込んで行うことが多いんですが、ここではがっつりハーネスを露出して吊られております。たいへん結構ですね(笑)。部屋着のようなショートパンツに靴下履きという軽装なのも、なんか良いではございませんか。激しく動いてポーズを変え、かと思えば全身脱力してみたりするところも。総じてマニア目線でもレベルの高いパフォーマンスだと言えそうです。


筆者、彼女がかなり手作り感の強い簡素なフライングシステムを使っている昔のライブ画像も目撃しました。この子はその気質の破天荒さゆえに、こういうケレン味あふれる演出を、おのずと好むタチなのかも知れません。
であればこの傾向は今後のライブでも続くと目されるわけで。また、アーティストとのしての素質は十分で、業界関係者にも着々とファンを増やしていますから、このまま大歌手へと成長し、やがては48グループやドリカムや水樹奈々みたいに巨大な会場の衆人環視のなかで宙を舞うなんてことも行うようになるんじゃないか。それを予感させるスターの誕生を、我々はいま目撃しているのでありましょう。
このフライング動画とともに、眉村ちあきの名をぜひ覚えておくべし!



泉ひかり:どこでもバンジーVR

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今月23日、東京池袋で行われた移動式アトラクションどこでもバンジーVRのお披露目イベントの様子が、一部メディアで報道されています。
移動式というぐらいなので、コンパクトに持ち運んでどこででも実施できるのが売り。VRゴーグルを装着しハーネスで宙吊りになると、ゴーグル内の視界では高所から飛び降りた際の見た目映像が展開されるので、わずか5メートル四方の狭小スペースでリアルなバンジー体験が可能になるというものです。

 

 

このアトラクションの最初の体験者となった美人さん、泉ひかりといいます。ご存じない方はこの機会に覚えておきましょうネ。

 

泉ひかり 1995年11月15日、大阪府出身


公式サイトはこちら、公式Twitterこちら、公式Instagramこちら
世界的なパルクールの女子選手です。パルクールとは、町の壁や柱や手すりを使ってのアクロバティックなパフォーマンスを競うニュースポーツ。CMなど映像メディアでしばしば披露されてますね。彼女自身もかつて制服姿で街を駆けまわったウェブ動画「忍者女子高生」で話題になったこと、ご記憶の方も多いでしょう。
また、女性版SASUKEとも言われるKUNOICHI2017年2月放送分において、難コースを次々とクリアしこの回唯一のファイナリストになったことでも知られています。ファイナルでは果敢にクリアを目指したのですが、惜しくもタイムアップ。力尽き、このようにゴール直下で宙吊りになってしまったんですよね。



しかしKUNOICHI界隈はこの日、端麗なルックスとアスリートとしての実力とを兼ね備えたニューヒロインの誕生に沸いたのでありました。筆者ももちろん観てましたとも。
それが21歳のとき。今は23歳で、まもなく誕生日を迎えます。はぴばー


で、「どこでもバンジーVR」を体験した彼女の感想なんですが、


本当に落ちているような気分
景色もすごくきれい


とのこと。また、


バンジージャンプのゴムがびよ~んと跳ねる感じもあって、すごく楽しかったです


という言葉も。もっとも装置を見る限りそういう体感を再現するような機構が備わっているとは思えず(VRゴーグルには振動機能も備わっているらしいけど)、おそらくは体に伝わった何かの偶然の振動をそう錯覚しただけなのだと思われるんですが、どうなのか。


Twitterに動画も上がっていました。URL貼っとこ。

https://twitter.com/tetsudo546/status/1187009110920712192

この「どこでもバンジー」を製作したのは、ロジリシティという新進気鋭のベンチャー企業。開発資金の多くをクラウドファンディングで調達しており、この泉ひかりによるメディアお披露目のあとは、クラファンで小額出資してくれた人を対象にした一般体験会も開催されていたようです。
この記事を見て「自分も有料でいいから体験してみたい」と思われた方は、次回の募集で出資すればすんなりそれが叶うかもしれませんよ。


バーチャルリアリティのバンジージャンプといえば、当ブログの過去記事でも紹介しましたね。当初紹介したドイツの展示会でのハーネス着用型バンジーはその後、同じVRコンテンツ制作会社によって渋谷のパークにも納入されました。ただし、安全ベルトこそしっかり締めるものの、形式としてはブランコ型の大衆的なアトラクションに変化してしまいました。
まあ、そうなるんじゃないかなって予感もあったんですけどね。感覚的には「小さくまとまっちまったな」なんて思ったもんです。


それがここへ来て再びハーネス型のVRバンジーが登場してきた点、当ブログの筆者としては歓迎するしかないでしょう!


もうひとつ、筆者がこのアトラクションに期待を寄せているのは、実写映像が使えそうだなと思うこと。
空間内を自在に動き回れるVR向きの仮想空間を実写映像で構築するのは、ちょっと無理、と言っていいぐらい膨大な手間がかかります。が、バンジージャンプなら視点の動きが上下の往復だけなのでそんな手間はいらず、それならオールCGの仮想空間ではなく実写を用いたほうが面白いコンテンツができそうなんですよね。
実写を使うとなると、エッフェル塔とか自由の女神とかピラミッドとか、有名な実在の高い建造物から飛び降りるという場面を想像します。しかしそれだけでなく、高くない名所だって舞台に使えないことはありません。たとえばグレートバリアリーフやナスカの地上絵へのダイブだって、人気を得ることでしょう。現実には決して不可能な、世界のあらゆる場所でのバンジージャンプがバーチャルで体験できる、といっても過言ではないはず。


今回のお披露目イベントで体験できたは東京都庁(を再現したCGコンテンツ)からのバンジーだったようですが、CGとはいえ実在のビルを使っているあたり、将来的な実写化への布石なのかも、なんて。




それともうひとつ。
動画を見ると、彼女がVRバンジーを楽しんでいる間、結構いろんな操作を複数人の人力で行っていることがわかります。移動式であることを考えるとあまり大がかりな機構にできないってのはわかるんですが、もう少し自動化できる部分を増やさないと人件費によって運営費がかさんでしまうのではないかな、という気がします。
そうでなくても実際に一般向けアトラクションとしてこれを運営すると、受付、参加条件(体重など)チェック、ガイダンス、装置の着脱などにも人員が必要なのでありまして。これらの多くを兼任させてスタッフ数を減らしたら減らしたで、今度は時間がかさんでしまって客回転率が下がり、アトラクション前は常に長蛇の列、終了時刻の何時間も前に受付を締め切ったあげく遅れてきた多くの客をガッカリさせる、てなことになりそうな予感もしますね。
そのあたり、スタッフの運営効率あたりを考えるのも、今後の課題なんでしょう。



なにせ運営会社が(その社長の年齢も)若いので、将来に期待しましょう。筆者もいつかこのアトラクションを実体験できることを楽しみに。
同様に、泉ひかりの将来にも期待! KUNOICHIとかね。

 

 

青島心:この冬のCM

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CMフライングシーンについて昨年は、春先のうちは良かったけど夏以降に目立った作品が少なかった、とかつて当ブログで書きましたが、どうも今年も同じ傾向が続いていたような気がしてなりません。春先のうちは綾瀬はるかや松たか子のCM作品が目立っていたけど、本来フライングの入ったCMが増えてくるはずの夏以降の作品は、どうも地味だった印象です。
ただその嘆きを振り払うかのように、秋冬になってから少々の印象的なCMが増えてきた感があります。その最たるものは今月展開されていた通販専門チャンネル・ショップチャンネルの大創業祭のCMであるんですが、これは元荒川さんのブログで取り上げられていましたので、ここでは重複を避けます。ただつけ加えるなら、こちらのブログ撮影当日のテストの様子が動画でアップされています。テストしているのは実際のCMの出演者さんではなく、そのバックダンサー的な要員として集められた女性である模様。一般の人なのかも知れません。これ、一見の価値アリです。
CMの世界では春夏シーズンにフライングシーンが増えがちだと上にも書きましたが、もうひとつ、クリスマスの近づくこの時期になると、独特のファンタジー感を演出するためのフライングシーンを持つCMの作られる傾向が、ちょっとだけ増えるんですよね。
かつては当ブログでも取り上げたファミリーマートのプレミアムチキンや元荒川さんがフィーチャーしていたイトーヨーカドーCMなどがありました。今回のショップチャンネル11月オンエア用なのでクリスマスは関係ないんですが、どことなく12月を彷彿とさせる映像だったりします。


さらに今年はこの秋冬公開のSFおよびファンタジー映画とタイアップしたCMがいくつか公開されています。滅多に流れないのであまり知られてないものとしては、東京エレクトロンという半導体メーカーが来月公開の『スターウォーズ』最新作とコラボしたCMがあります。特設サイトができていて、おそらくは期間限定ですが、動画を見ることができますよ。もっとも、30秒CM映像中にフライングシーンとおぼしきカットはわずかです。
もうひとつ、おなじみ丸井が『アナと雪の女王』最新作とコラボしたCMもあり、こちらは地上波でもしばしばオンエアされているので、ご存じの方も多いでしょう。


これも空中浮遊シーンはわずかしかないんですけどね。一応宙を舞っている女性は、青島心というモデル兼女優さんです。


青島心(あおしま・こころ) 1999年5月19日、静岡県出身


20歳であります。公式Twitterアカウント(ほとんど使われていないようだけど)はこちらInstagramこちら
最近では、ラグビーW杯の頃によく流れていた、ニュージーランド代表オールブラックスが街の人々に次々とタックルをかまし結果的に彼らを救うことになる保険会社のCMで、歩きスマホの女子高生だった子といえばご記憶の方も多いでしょう。
また、ワイヤーアクションを好む方々には、彼女があの牙狼シリーズの外伝的作品であるアクションドラマ『絶狼<ZERO>-DRAGON BLOOD-』でヒロインをつとめていたことは有名ですね。もちろんのこと、肘井美佳以来の牙狼シリーズヒロインの伝統を受け継ぎ、彼女もこの作品で派手めのフライングシーンを経験済みであります。3年ほど前のことだから、まだ17歳の少女だったのね。当ブログでは当然スポットを当ててなければいけない人だったんですけど、CMきっかけでようやく実現しました。


さてCM映像。前にもどこかで書いたことがありますが、マキシ丈のスカートはフライングシーンの浮遊感をそれなりに削いでしまう難点があります。脚がほぼぜんぶ隠れてしまうので。
そのうえフライングシーンが一瞬しかないこともあいまって、このCM、どうやって撮影されているかイマイチはっきりしません。モデルの姿勢などから筆者の経験にもとづいて考え、ワイヤーで吊ってるんだろうとは思うんですがね。メイキングが公開されていないので、断言はできないわけです。


これまで当ブログでは10年以上に渡り多くのCMを紹介してきました。オンエア当時の企業サイトなどでメイキングの公開がされているものも、いないものもありました。しかしどうもこの1~2年に限っては、メイキングが公開されるか否かに法則性が生まれているような気がします。
公開されていたのは、当ブログで取り上げた広瀬すず出演の東芝ライフスタイル、出川哲朗とアンジュルム出演のピザーラ、当ブログでは取り上げてない今年春の綾瀬はるか出演コカコーラ、現在オンエア中の安藤サクラ出演の日野自動車など。公開されていないのは、前述のショップチャンネル東京エレクトロンに加え、当ブログで取り上げた箭内夢菜出演のバクレツモンスターおよび蜜と雪松島花出演のユニクロ、当ブログで取り上げてないデカビタCなどがあります。これってつまり、ドラマや映画なら主演、バラエティなら番組メインMCをつとめるような、強い求心力を持つ人気芸能人が出ていれば公開そうでなければ公開せず、という法則なのではないかな? 要するに出演者の「格」で決まっていると思われるこの傾向は2017年以前にはほとんどなかったようで、ごく最近のムーブメントと言えるのかもしれません。
筆者としては、ワイヤーに限らず特撮を使って現実ではあり得ないような映像を作っているのなら「どうやって撮ってる?」という疑問はそれなりの量だけ世間に湧いてきているはずなので、たとえ無名の出演者しかいなかったとしてもメイキングは公表してほしいなあ。そして、たとえ無名の出演者だとしても、いや無名の出演者だからこそ、出演者の簡単な紹介ぐらいは記しておいてほしいと思います。
CMの出演者を知りたいと思ってネット検索したときに、そのCMのスポンサー企業の公式サイトには行き着かず、他のサイトでようやく答えを得るということが、ここ数年とても多いのですよ。各企業にしてみれば、それって自社サイトへ誘導できたはずのアクセスをどこの馬の骨ともわからん一般人が作ったまとめサイト的なページに掠め取られてることを意味するわけで、正直もったいないと思いますよ。
そのあたり近い将来、改善されることを祈りましょう。



でんぱ組.inc:ボン・デ・フェスタ、そして…

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年の瀬が迫ってきたところで、かなり印象的な空中浮遊シーンの含まれるCMが増えてきております。
当ブログもまたCMネタにしようかとも思ったのだけど、前回の記事に「この冬のCM」なんて昨今のCMネタを総括するようなタイトルをつけちゃったこともあり、無闇にCMネタを重複させることはやめました。また次の機会にっていうことで。
今回はミュージックビデオです。


今年夏にリリースされたでんぱ組.incの『ボン・デ・フェスタ』という曲。どことなく某有名ドーナツを連想させるタイトルでありますが、よく見ればポンではなくてボンです。どうやら盆踊りの盆から来ているようです。
厳密には一般のシングル曲にはカウントされず、企画モノ的な扱いであるようですが、そのあたり詳しくはないので断言を避けます。


でんぱ組.incの空中浮遊体験といえば、キリン・メッツのCMが印象深いですね。2015年春ごろのオンエアでした。異能力を駆使したアクション映画さながらのダイナミックなシーンを展開したあと、壁を突きくずすほどの壁ドンで意中の男子に迫るという内容。映像については、なにぶん4年以上も前のものなので貼りません。ググって見つけてください。撮影において、たぶんメンバー全員がワイヤーアクション体験をしたものと思われます。当時のメンバーは、以下の6人でした。


古川未鈴(ふるかわ・みりん) 9月19日、香川県出身
>相沢梨紗(あいざわ・りさ) 8月2日、大阪府出身
夢眠ねむ(ゆめみ・ねむ) 7月14日、三重県出身
成瀬瑛美(なるせ・えいみ) 2月16日、福島県出身
最上もが(もがみ・もが) 2月25日、東京都出身
藤咲彩音(ふじさき・あやね) 12月7日、埼玉県出身


ご覧のとおり、メンバーは全員年齢非公表なのですよ。グループ結成が10年ほど前なので、当時20歳前後だと考えれば現在はみんなアラサーと推測できるわけですが。


その後、最上が脱退し、以下の2人が加入して一時的な7人体制に。


鹿目凛(かなめ・りん) 9月21日、埼玉県出身
根本凪(ねもと・なぎ) 3月15日、茨城県出身


ふたりとも姉妹グループからの抜擢であったようです。根本凪ちゃんは今も虹のコンキスタドールという別グループとの兼任となっております。
そのあと夢眠が芸能界引退を表明して再び6人体制となり、現在に至ります。余談ながらつい先日、この夢眠とピン芸人バカリズムとの結婚が報じられましたよね。


以上各メンバーのSNSアカウントへのURLを、いつもならここで貼るところなんだけど、人数が多すぎるうえSNSへの進出状況が各人バラバラであまりに面倒なので今回は割愛し、でんぱ組.inc公式サイト公式アメブロ公式FacebookTwitterYoutubeアカウントを紹介するにとどめておきます。
ただ全員がTwitterアカウントを持っていることでは共通しているので、これだけ披露しとこうか。古川相沢夢眠成瀬最上藤咲鹿目根本です。


そんなでんぱ組.incの『ボン・デ・フェスタ』。プロモーションビデオは、龍宮城を模したセットの上からメンバー6人が舞い降りてくるシーンでスタートします。



これがワイヤーなどを使用して撮影されているのか、あるいは実際には宙に浮いていない状態で撮影したものを合成しただけなのか、とってもとっても判断しにくい


筆者がこの手の難しい映像を目視で判断する際に着目するのは、まず足元です。
立ったまま撮影している場合すくなくとも片足は地についていますから、その足の形は固定されてしまいます。もう片方の足だけは上げてうまく動かすと多少の浮遊感は出せますが、合成後の空中浮遊映像をよく見れば片足だけは決して動いていないことがわかります。もっとも、演出や振付のワイヤーで吊っていても足が動かないということはあり得ない話じゃないので、これだけでは確証になりませんけどね。
また、足首の角度、つまりは爪先の向きも重要視します。足を地面につけているとその爪先は床と同じ水平方向へ向くしかないので、少なくとも片足の爪先の向きがそうなっていると実際には宙に浮いていないことを疑っていいということになります。たとえばこのMVのファーストカットとなる足元のアップは、空中で爪先がしっかり斜め下を向いているので、立って撮影したものを合成して作られたのでないことは明白なわけです。
しかし、演出などで細かく指示されていない限りワイヤーで吊られても爪先の下がらない(無意識のうちに地上と同じ足首の形をキープしてしまう)人は少なからず実際にいますし、逆に爪先を前へ向けるよう演出されてしまうこともあるでしょうし、今回のように空中から着地へと移行する撮影の場合はあらかじめ着地に備えた態勢をとるため足首を固めてしまうケースも多く、吊られているか立っているかの判断において、足の形だけでは確証を得にくかったりします。


もうひとつ重要な着目点は、衣装の裾や髪の動きですかね。
動きがあればそれによって生じる空気の流れで髪や衣装が微妙に揺れたりするので、そのあたりを注意深く見ておけば吊られているか立っているかの判別には役立ちます。とくに髪が長かったりスカートが多かったり、羽飾りやらコサージュやらポンポンやら身につけてることも多々あり、レースやシースルーの軽い素材も多く使われる女性の風貌では顕著にわかりやすかったりします。
ただしこれも、空中に静止していたり、ふわりと舞い上がったり舞い降りたりするようなスローなフライングシーンならいいものの、ハイスピードで空をばく進するようなシチュエーションのシーンだと送風機の風をたっぷり当てながら撮られるので、やっぱり判別が難しくなってしまうのです。


結局のところ、以上を含めさまざまな点を総合して判断するんですが、今回のMVはそれでもよくわからないんですよね。そもそもメイキングが公開されてないようだし、ワンカットが短いとか、6人同時に登場しているのでそれぞれ画が小さいというのも理由にあります。


ただし、メイキングというほどではないんですが、メンバー古川未鈴TwitterではこのPV撮影の様子が一部公開されているんです。こちらからご覧くださいませ。


そう、これはファーストカットのオフショット。これ自体は足先のアップを撮る際によく使われる手法なんで珍しくはないんですけど、今回の判別についてはヒントをもらった気がするなあ。ワイヤーで吊る機構を用いていたのなら、足元のアップもそれを使って撮れば済むことだから。
その他、当時の芸能記事、各メンバーによるトークやツイートなどひととおり見た限りでも、このPVについて「ワイヤーを使用しました」という証言をいちども得られなかったので、やはりこれはその他の方法で撮影されたものを合成したのだろう、と筆者は結論づけました。


そんなわけだから、これはブログ記事化するには値しないネタかなあと思っていたのですが、最近になってこれとは全く別の空中浮遊ネタを仕入れたので、それを発表することにしました(つまりここまでが長~い前フリ)。
今月おこなわれたでんぱ組.incのライブにおいて、前述の古川未鈴ちゃんがステージ上でのフライングを披露したとのこと。
この動画もTwitterで公開されています。会場では動画撮影が許されていたようで、これも元々は会場のファンが撮影した映像です。したがってネット上には、同じシーンの静止画や動画が無数に上げられています。もちろん全部は紹介できないので、検索してみてください。



ツイートへのリプ欄は「夢が叶ったね」などといった文言であふれていますね。実は彼女、大昔から「ドームライブで空を飛ぶのが夢」と公言してはばからなかったお人なのですよ。残念ながら会場はドームではなかったけれど、おそらくライブでのフライングはこれが初めての経験だったのでしょう。


足の形や動きにしてもスカートの広がりにしても、これはもう疑いようがなくワイヤーで吊り上げられております。長い前フリからちゃんと繋がったわけね。最後の最後にわかりやすい良質のフライングシーンに到達したことを感謝しつつ、令和元年の当ブログは一件落着にて終了ということにあいなりました!



佐藤美樹:フォレストアドベンチャーよこはま

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当ブログでたびたび取り上げているフォレストアドベンチャー。ここ数年、全国各地で続々と新施設がオープンし、そのめまぐるしさは筆者でさえ追っていけないほど。昨年9月14日には筆者地元の横浜市にも、フォレストアドベンチャーよこはまなる施設がオープンしたそうで。


実はこの施設、2017年春ごろ開催されていたイベント全国都市緑化よこはまフェア内のアトラクションとして期間限定で運営されていたものの名残なのだということを、どれだけの方がご存じでしょうか? これまでブログなどSNSではいっさい発信してませんでしたが、筆者、2017年当時こちらのイベントに足を運びました。地元初のフォレストアドベンチャー行っとかないといかんでしょ、という使命感で。
イベント内の期間限定アトラクションということで、施設規模はかなり小さめ。いかにもお試し版といった雰囲気で、そのぶん料金はわずか1,000円という破格値でした。コース難易度も低めだったのは、お子様でも詰まらず進めるようにという配慮かな。それでもジップラインは確か3ヵ所あり、オーラスに体験することになる最後のそれはそこそこの滑空距離を楽しめたと記憶しています。
その期間限定アトラクションが好評だったのでしょうか、イベント当時と同じ場所にフォレストアドベンチャー本格施設が作られるに至り、それが昨秋オープンしたというわけです。


で、その施設をリポートした番組がちょうど先週オンエアされ、かつYouTubeでも公開されたので、今回はこれをご紹介しましょう、ということ。
30分番組まるまるあるので動画は長め。しかもカンジンな部分は後半に収録されているので、必要に応じて前半部分をスキップしてご覧くださいませ。



これはハマナビというテレビ神奈川ことtvkで毎週土曜日の夕方にオンエアされている横浜市のローカル情報番組であり、当ブログでは10年以上前にこちらの記事で紹介した『Hi!横濱編集局』という番組の後継にあたり、当然ながらリポーターの顔ぶれは当時から一新されています。今回のリポートを担当したのは、佐藤美樹さんというフリーアナウンサー。とにかく笑顔の絶えない方で、リポートは終始この上なく楽しそうですね。ジップライン体験時は大胆な両手離しで、めっちゃ気持ちよさそうに木々の間を滑空しています。


佐藤美樹 1990年2月24日、福島県出身


29歳であります。めざましテレビのイマドキ娘やJリーグ女子マネージャーなどを務めたり最近のアコムのCMで渡部篤郎と共演してきたホリプロ所属のタレント佐藤美希とは別人です。さらに、ネット検索すると他にも同姓同名の別人が何人か出てきてしまう、なかなか厄介なお人です(笑)。関東ローカル局を中心に複数の局でレギュラー番組を持っています。
公式アメブロがありますが、更新は年に数回といったところ。更新頻度の高いのはこちらの公式Instagramのほうです。今回の取材のオフショット静止画もアップされていたので探してみてください。


フォレストアドベンチャーよこはまはよこはま動物園ズーラシアのそばに位置します。詳しい情報やオンライン予約の方法などはホームページをご参照のこと。ほか、FacebookInstagramTwitterが存在しているので、そちらもチェックのうえ、興味のある近隣の方はぜひどうぞ。
一応は自然豊富な森林公園的スペースの中にあるのだけど、団地みたいな住宅なども隣接している普通の町なかです。たいていは山中にしかないフォレストアドベンチャーの施設がこういう場所にできるというのは、ちょっとした驚きでもあります。筆者自宅からは決して近所とはいえない距離だけど、もしも家の近くにあったら年パスとか作って通い詰めたいところですねえ。年パスなんかないけど。


なお上の動画内では最高難易度のアドベンチャーコースの料金を3,500円と紹介していますが、これは3,800円の誤りだそうですのでご注意を。




おっとっと女子旅

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今回は珍しく月末更新でないのには理由があります。
2ヵ月連続で神奈川ローカルの番組紹介になってしまい申し訳ないのでありますが、明日(日付が変わったから今日か)26日水曜日よる8時から、tvkことテレビ神奈川にておっとっと女子旅~滑って転んで妙高篇~という旅番組が放映されます。今回はそのオンエア前に更新したいという意図です。番組については公式サイト公式Twitter公式Instagramなどをチェックしていただきたく。


ここでは、番組公式Twitterから拝借したオフショット画像を貼りましょう。


おっとっと女子旅 オフショット


はい、ハーネス装着済みですね。4人の女子たちは揃いも揃って尊き美しさの持ち主であり、まさしくFlying Beautiesというべき映像が展開されることが必至といえます。見逃せませんね!
彼女たちの正体は、画像左から順に、


十味(とーみ) 1999年2月8日、長野県出身
御寺
(おでら)ゆき 1994年12月20日、千葉県出身
(はやし)ゆめ 1995年10月18日、北海道出身
水湊
(みなと)みお 1997年6月10日、福岡県出身


です。グラビアなどで活躍している十味(21)のTwitterこちらInstagramこちら。美人マジシャンとしても活動する御寺ゆき(25)のTwitterこちらInstagramこちら。グラビアやレースクイーン活動のほか吉田夢名義で『テラスハウス』にも出演している林ゆめ(24)のTwitterこちらInstagramこちら、公式YouTubeアカウントはこちら。そして水湊みお(22)のTwitterこちらInstagramこちらとなっております。
それぞれ独自に今回のロケのオフショットをSNS公開していたりします。とくにこちら水湊みおちゃんのオフショット動画は必見の宙ぶらりん具合ですよ(笑)。


4人が今回の旅で訪れたのは、新潟県妙高市周辺。
信越エリアですね。かつてそれなりのスキーヤーだった筆者も、実はあまり行ったことのない地域です。最近はロッテアライリゾートなどという大規模なマウンテンリゾートができており、そこにジップライン設備のあることは他の番組などで見たことがあります。マイナーですが、CMも流れていました。4人もそこを訪れたようです。


おっとっと女子旅』はtvkでときどき不定期にオンエアされるスペシャル的な番組で、今回が第2弾となります。第1弾は昨年7月に放送され、今回も出演している十味黒木ひかり伊藤愛真を加えた3人が初夏の箱根・伊豆を旅するという内容でした。当ブログでは取り上げませんでしたが、こちらでも伊豆ぐらんぱる公園3人ジップラインに興じるシーンがあったんですよね。水着姿も惜しげなく披露されていたり、見どころの多い番組でした。
この第1弾は数ヶ月ほど遅れていくつかの他地方独立U局ほかでも放送されたようですし、すでにDVD化され発売されています。興味のある方は探してみてください。熱意のある方はそれぞれの地元テレビ局に放送を直訴してみてもいいかもしれません。
第1弾に出演した十味以外の2人もここで紹介しておきましょう。


黒木(くろき)ひかり 2000年6月25日、東京都出身
伊藤愛真
(いとう・えま) 1997年7月31日、埼玉県出身


黒木ひかりTwitterこちらInstagramこちら伊藤愛真TwitterこちらInstagramこちら、さらにブログ(開設時以来更新されておりません)はこちら
以上で紹介した6人の女性タレントは、全員がゼロイチファミリアという同じ事務所に所属しています。なんかタイアップがあるんですかね。


とりあえず筆者は第1弾と同様に録画予約も済ませ、オンエア待機中です。今回も躍動するであろう美女たちに期待を込めて、今回のブログは終了!
しかし2月はやっぱり短いな。こないだ前回記事を書いたつもりでいたのに、もう月末だってんだから。



吉岡里帆:一日空中浮遊してました

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こんばんは。世の中おおむね暗いニュースの渦で混沌とした状況になっておりますが、このブログはいつものようにいつものごとく、いっさい関係なく通常運転でお送りするのです。


P&Gの柔軟剤レノア。そのうちの、レノアハピネスアロマジュエルという舌噛みそうな名前の商品の、現在オンエア中のCMです。



花びらの敷き詰められたベッドへダイブすると体がそのマットへもぐり込んでいきます。その下になぜか広がっている別空間にも花のベッドが設置してあり、再びダイブ。こうしてスローモーションのような浮遊感ある落下シーンとベッドダイブシーンが幾度も繰り返されていくという、なんとも夢のあるファンタジックなシチュエーション。この商品を使えばシーツの香りが7日間長続きするんだそうで、それをイメージした映像表現であるようです。
レノアのブランドサイトで見ることができますよ。
出演の女性は、ご存じ吉岡里帆ちゃん27歳


吉岡里帆 1993年1月15日、京都府出身


ドラマや映画のほか、どん兵衛ワイモバUR賃貸など他社CMでも知られる人気の若手女優ですので、その人物像については説明不要かと。P&Gレノアシリーズの中でさえ数種の姉妹商品のCMに同時出演中なので、混同を避けるため上記のような舌噛みそうな商品名を明記せねばならなくなっております。
彼女にも公式アメブロはあるけれど、もう3年ほど更新されておりません(最近のアメブロはそんなのばっかり)公式Instagramのほうは更新頻度が高く、こちらには今回のCM動画本編も貼られています。この日は一日空中浮遊してましたという、撮影秘話的なひとことコメントも追記。いいねいいね
ただ、当然ワイヤーで吊り上げたと思われるこのシチュエーションの撮影の繰り返しは、楽しかったんだろうけど、なかなか大変だったはず。体力はちょっとすり減らしたのかもしれない。お疲れ様です。


このCM映像は何といっても彼女が終始みせている、ホントに気持ちよさそうな幸せそうな恍惚の表情が大きな萌えポイントといえます。
それと、舞う花びらなども非常にアーティスティックでクオリティ高い映像美なんだよなあ。なにげに名作CMといっていいでしょ。今回はいつもの「メイキングも公開してくれ」に加え、15秒バージョンしか公開されていないけど30秒版キボンヌ、という要望も高らかに宣し、記事終了とさせていただきます。



河合優実:空中で速乾!

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世の中おおむね暗いニュースの渦で混沌とした状況になっておりますが、このブログはいつものようにいつものごとく、いっさい関係なく通常運転でお送りするのです。
……と前回は書いたのだけど、考えてみれば当ブログの柱のひとつは巷のアミューズメント施設やイベントでの空中浮遊体験アトラクションを紹介することなのでありました。現状ではそっち関連の記事はほぼ不可能なので、どうしても記事内容の振り幅が狭くなってしまいます。これが長く続くようだと、ブログネタ探しにおいてボディブローのように効いてきそうな予感も。


しかしながらこの春も、空中浮遊シーンを含むテレビCMが、前回記事のレノアあたりを皮切りに続々とオンエアされ始めています。
例年この季節はその手のCMが多く登場する、と筆者は当ブログで何度も述べてきましたが、経済活動全体が停滞しつつあるなか、その点だけは今年も順調なようで何より!
今回はその中でもとりわけ鮮烈な印象を残した一品を取り上げましょう。



チャンピオンスポーツのCM公式サイトで見ることもできますよ。
ランニングの途中で小休止する男女ペアが突風に巻き上げられてあっという間に雲の上まで到達する爽快感あふれる映像。汗かくのスキ、汗はキライ。というキャッチコピーが物語るように、速乾性とデザイン性とを兼ね備えた製品を訴求するものであるようです。
汗が速乾することと空高くへ吹っ飛ばされることは必ずしもイコールじゃないはずなのに、不思議と「一瞬で乾いたぁー」という状況がわかる気がして、妙な説得力のある映像ですね。特撮のクォリティも高い傑作


今月10日あたりから公開されたようで、確かにそのころのほんの一時期、比較的高頻度で目にすることができましたね。ほどなくオンエア本数敵には落ち着いた感があるけど、また夏が近づけば復活するのかな。
例によってメイキングは公開されていませんが、躍動的なこの空中動作はワイヤー撮影以外の方法ではおそらく実現不可能でありましょう。


さて、筆者が幾度となく苦言を呈している、CM動画を貼りつける以外に何の情報も記さない昨今の企業サイトの悪癖はここでも踏襲されています。ぶー(←ブーイング)。よってネットで調べたところ、宙に舞い上がるふたりのうち女性の側は、河合優実さんという若手女優さんであるとのことです。


河合優実(かわい・ゆうみ) 2000年12月19日、東京都出身


19歳。公式SNSのたぐいは皆無なようで、筆者としてはこれ以上書くことがない。加えて今回のCM撮影に関するメイキングやインタビューなどのコンテンツも皆無なのだから、どうもこれ以上話を掘り下げることができません。ぴえん
まだ未成年ということもあるし、芸歴も浅い若手ですからね。これから名を成すにしたがってSNS方面にも活動範囲を広げていくのでありましょう。彼女が将来ふたたび何らかの空中浮遊案件に遭遇し、当ブログがそれを記事にすることがあったとき、何か新しい報告ができればいいし、それに当日のオフショットや感想など記してあることに期待するとしましょうか。



アイドリング!!!:ちょっと昔のネタ

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おうち時間を過ごすことが多くなっている昨今、部屋で暇をもてあましている人も多くいることでしょう。これを機会に部屋の模様替えや大々的な断捨離に取り組んでる人も少なくないとか。
筆者は家の外だろうが中だろうが常々やることに追われているような有様なので、それほど時間は余っていませんが、そういう風潮に感化されて長年放置してたものの整理にとりかかりつつあります。むかし入手した雑誌類とか、数年ぶりに(必要なページだけ切り抜いたうえで)処分したりね。
それと同時に、PC内のファイル整理もぼちぼちやってます。ネットのどこぞで拾ってフォルダに放り込んだたままの静止画や動画なども断捨離したいよな、と。
そうして久々に触れる機会を得た古いファイルの中には、かつて当ブログのネタにしようと思っていたものの、なんとなく機会を作れぬまま今日まで捨て置かれてしまったネタが少なからずあるのです。ネタ切れ気味のご時世の今、そのひとつを掘り起こしてみましょうかね。


アイドリング!!!


アイドリング!!!


これ。
アイドリング!!!です。フジテレビの深夜番組で2006年に誕生し、メンバー増員を繰り返しながら2015年まで活動したアイドルグループ。バカリズム司会の深夜バラエティで鍛え上げられたせいか、バラエティ対応力の高い谷澤恵里香菊地亜美朝日奈央などを輩出したことでも知られます。


上の画像は今から8年半ほど前の2011年12月に、なんと東京ドームで行われたコンサートのもの。あっ間違えた、東京ドームシティホールでした。会場がドームと同じ敷地内にあるそんな場所であったことから、ライブの名称もめっちゃ近いぞ!ビッグエッグング!!!となっていたのでありました。
ライブの模様は同名のBlu-rayディスクとして、翌2012年6月に発売されたそうです。ただし上の画像はネットで拾ったもので、そのBlu-rayからのキャプ画ではなく、ライブ直後(Blu-ray発売前)にオンエアされたテレビ番組の映像が元と思われます。おそらくはダイジェストが紹介されたのでしょう。CSでは全編しっかり放送されたという未確認情報もあるので、それかもしれません。


とにかく筆者の知る限り、ワイヤーフライングはライブ全体の中盤あたりで披露されたDon't think. Feel!!!という曲の途中から行われました。
舞い上がってから舞い降りるまでわずか30秒ちょっと。映像ではつごう数カットしかない、短い演出でした。


これを今日まで記事にしなかった理由は……むろん色んな巡り合わせなどもあったんですけど、このフライング時間の短さが第一にあります。
さらに言えば、このグループにあまり詳しくない筆者は、ここで飛んでいるメンバーが誰なのかがわからず、その人物を掘り下げるような記事の執筆が望めません。
また筆者、けっこう長い期間、これがいつのライブ映像で円盤化はされているのかどうかなどの詳細を掴めていませんでした。……などなどの理由でとても記事にはしにくかったのです。


ところが比較的近年になってこれについて徹底的に調査しようと思い立ち、ぐるぐるとネットサーフィンしたおかげでライブの日付や会場名飛んでるふたりの名前も判明し(どうやって調べたんだか今はもう覚えてない)、なんとか記事にできるぐらいのネタは揃っていました。いつかは記事にしようとそれをストックしていたわけですね。


というわけで満を持して発表いたしますと、ステージ上をフライングしたのは、アイドリング!!! 3号遠藤舞ちゃんと同20号大川藍ちゃんのおふたり!


遠藤舞(えんどう・まい) 1988年7月31日、東京都出身
大川藍
(おおかわ・あい) 1993年7月17日、兵庫県出身


遠藤は当時23歳大川は当時18歳でした。
それからすでに8年半が経過し、前述のようにグループは活動を停止しました。その間にふたりとも結婚し、今は芸能界の第一線から退いているのだとか。遠藤はソロ歌手を経て現在はボイストレーナーなどの裏方をメインに活動。大川は主婦業の傍らYouTuberとして活動するにとどまっているようです。
このあたり、今も現役で芸能活動を続けているなどと書けないのはちょっと残念。昔のネタ過ぎて、発表の旬を逃してしまった感があります。筆者としては失敗かもしれん。
とにかくボイストレーナー遠藤舞の公式Twitterこちら大川藍の公式YouTubeチャンネルはこちらInstagramこちら。なお大川藍TwitterアカウントInstagramアカウントも、まだ残ってはいるようです。


そういうわけで筆者はこのライブについて、ネットで情報を得ただけ。実際に会場へ行っていないのはもちろんのこと、発売済みのBlu-rayディスクも見ていません。
しかしこれだけの大規模ライブで人を吊り上げるような大がかりな仕掛けを、わずか30秒程度で使い果たすものなのか、どうか。そう考えれば、同日のライブで、この曲のこの場面以外にまだフライング演出があった可能性を否定できないものの、それもチェックできていないんです。このへんはまあ、いつか機会があれば。
興味のある方は筆者に先んじてチェックしてみてください。Amazonを見る限りBlu-rayはもはや中古品しか出回っていないようですが、そのぶん安価で手に入りそうですよ。


キャプテン☆ドみの

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むかしから筆者がVHS(その前にベータもあった)で撮りためてきた、テレビでの古い空中浮遊映像の数々。昔はそれらをPCで使えるデジタルコンテンツにする手段がなく、テレビ画面(当時はブラウン管)をデジカメ撮影して貼りつけた記事も、かつて当ブログにはありました。
その後BD/DVD対応のレコーダーを入手し、DVDダビングを経由してちゃんとした映像のコンテンツ化が可能になった際、これを使って昔の番組の記事を書きたいと宣言しましたよねえ。それがなかなか実行できず、ずいぶんと年月が経過しました。

 

というのも、目下VHSデッキがぶっ壊れておりまして。
メーカーやお店に持っていっても直してくれそうにはないので、自力で修理するか、別のデッキを調達するか。自力はたぶん不可能じゃないけど手間がかかりそうだし、新調してもDVDへのダビングにしか使用しないわけで勿体ない気もするし、どうしたもんかなあと思いつつ、はや幾とせ!
とりあえずVHSデッキが壊れる直前に作成した、よさげなVHS映像の一部を適当に見つくろって収録した1枚DVDだけが、いま手もとに存在している状況です。

 

ネタ不足の昨今ですから、その1枚DVDに収録した映像の中から、かつてのアイデアを足かけ9年越しで実現させてみようかと。それなりの数があった候補のうちからどうしてこの番組を選んだのか、その理由はのちほど語るとして。

 

今から13年ほど前のこと、TBS系で放映されたキャプテン☆ドみのというバラエティ番組がありました。みのもんたがゲームマスター役として登場し、自ら率いるレギュラーチームとゲストチームとを遊園地のアトラクション的なゲームで対戦させるというもので、現在の番組で例えるなら『VS嵐』に近いのかな。
この番組に『ドみの☆ワールド』という名物ゲームがありました。
体重を免荷し、人間離れした大ジャンプを可能にした上で、スーパーマリオブラザーズ的な横スクロールジャンプアクションゲームを実体験できるものでした。
その『ドみの☆ワールド』を筆頭に、大型特設スタジオを埋め尽くすアトラクションはどれもとにかく大がかりで、そのド派手さは同局の看板特番『SASUKE』にも匹敵するものでした。これをレギュラー番組でやってしまおうというのだから……!

 

2007年4月28日の初回放送に先んじて、同日の昼、『王様のブランチ』のTVコーナーでこれが取り上げられ、金田美香ちゃん、立川絵理ちゃんというふたりのブランチリポーターが特設スタジオを訪れ、実際のアトラクションを体験リポートした様子がオンエアされました。
この映像をVHSからDVDへダビングしたものを、ここで大々的にご紹介しましょう。

 

まずは金田美香ちゃん。

 

 

ジャージ姿でハーネスワイヤーを装着。試しに軽くジャンプしてみたところ、「キャアアアアー」という悲鳴とともにとんでもない高さまで舞い上がってしまいます。

 

 

この大ジャンプを可能にする仕掛けは、プレイヤーの体重に応じたおもりをワイヤーの反対側の先に吊るしているだけ。月面の重力などを体験する設備でまれに使われる手法ですね。

 

 

この体験リポートでは、完全に落下→ゲームオーバーと思われた場面からの奇跡的リカバリー劇が炸裂したのでした。美香ちゃん、持ってるなあ。

 

 

最後の落下も、大して深くはないはずの水濠に頭まで浸かり、バラエティ的に満点です。

 

 

未知! 人生初の動き! みのさんも言ってたけどね、新しい!
とびしょ濡れのまま興奮冷めやらぬご様子。

 

 

いっぽう立川絵理ちゃんは、意気揚々とスタートするも、見せ場を作れず落水してしまうのでした。
そう、このゲームの目的は、背景である電光掲示ビジョンに表示されたコインを取って得点を稼ぐことにあります。何かのセンサーが効いているのか、コインの前を人体が横切るとコインが消え得点が加算される仕組みになっているんですね。

 

 

さて、金田美香ちゃんといえば2006年の秋、当ブログで最初に取り上げた記念すべきFlying Beautyなのであります。そのときは、同じ『王様のブランチ』で体験リポートしたバンジートランポリンについての記事だったんだよね。
タメの立川絵理ちゃんは当ブログ初登場。リポーターとしては美香ちゃんより少し後輩にあたります。

 

金田美香 1984年1月9日生まれ
立川絵理 1983年11月24日生まれ

 

ふたりとも当時23歳、現在は36歳金田美香ちゃんは翌2008年の夏までブランチリポーターを続け、さらに翌2009年にサッカー選手と結婚。立川絵理ちゃんはこの年すなわち2007年一杯でリポーターを卒業。と同時に結婚と妊娠を発表。現在なんと4児の母だという話です。少子化対策に貢献してるなァ(笑)。

 

なお、同じ2007年4月28日には、『王様のブランチ』のあと、午後にも番宣用のスペシャル番組が組まれていました。そしてそちらでも『王様のブランチ』とほぼ同じ、金田美香ちゃんの挑戦の様子が流れていたのですよ。

 

ところで、実はこの番組について、筆者には大きな悔恨がありまして……。
この番組のスタート前、各アトラクションゲームのテスト用一般モニター募集のお誘いを、とあるコネで頂いていたのですよ。具体的な番組名や詳細な内容こそ伏せられていましたが、たしか「SASUKE的な、体を使う大型ゲームのモニター」といった感じの表現がされていたっけ。しかしこれがフツーの平日の昼間の実施だったこともあり、体力的なことに自信があったわけでもない当時の筆者、そのままスルーしてしまいました。
こんな気持ちよさそうな体験ができるとわかっていたら、少々(かなり)無理してでも参加したのになあ。実施場所が横浜市(当時は空き地も多かったみなとみらい地区の一角と思われる)で筆者地元ということもあり、行くこと自体に障害は少なかったのに。
実際に一般モニターたちがゲームに興じる様子は、ブランチだったかその後の番宣番組だったかで、ほんの数秒ほど電波にも乗ったはずです。

 

さて、『キャプテン☆ドみの』初回スペシャルはスペシャルにふさわしく、ゲストチームのリーダーに大御所・和田アキ子を迎え、彼女と親交の深いあびる優とボクシング亀田三兄弟興毅大毅からなるアッコ軍団とレギュラーチームの戦いとなりました。
本来レギュラーチームはひとりが1種のゲームを専任で担当する形式になっており、肝心の『ドみの☆ワールド』の担当は、故・桜塚やっくん。ただ、スペシャルである初回だけはこのゲームに各チーム複数人がチャレンジし、その合計点で雌雄を決する形でした。
ここではアッコ軍団からあびる優が、そしてレギュラーチームからは本来このゲームの担当でない紅一点・大沢あかねが参戦しています。

 

あびる優 1986年7月4日生まれ

 

まもなく34歳になろうという、昨年バツイチとなった彼女も、当時は20歳
ワイヤーの先につけられたおもりによって体が上へ引っぱられる感覚に慣れないのか、「立つとなんか不安になっちゃうんです」と妙な姿勢を続ける彼女。

 

 

体の自由が効かないのか、ほとんど何もできず落水。アッコがっかり(笑)。

 

 

いっぽうの大沢あかねちゃん。

 

大沢あかね 1985年8月16日生まれ

 

当時21歳。こちらも現在は34歳。このブログには実は2度目の登場なんですが、前回を覚えてる人がいるんだろうか?
こちらも割と早めに落水してしまうんですが、そこはレギュラーチームだけにそれなりの慎重な攻略法を実践したせいか、得点はあびる優より上でした。

 

 

得点を知って得意げにポーズを決めるも、最後は司会の藤井隆に突き飛ばされて再落水します。さすがバラエティ要員です(笑)。

 

 

このあとはリーダー和田アキ子当人もこれに挑戦したのですが、ゴッド姉ちゃんといえどもさほどの結果は出せず。キャラに似合わず結構なビビリであることも知られているアッコさん、よく挑戦したよな。ただ、画像は割愛しますです(笑)。

 

番組はその後もゲストチームの連戦連敗で、最終ゲーム前にして得点に大差がつき、仮にアッコ軍団が最終ゲームに勝利しても逆転は望めない状況にありました。そこでアッコさん、最終ゲームで逆転が可能になるよう取得ポイントのルール変更を提案します。レギュラーチームも受けて立ち、最終ゲームが行われたのですが、たしかアッコ軍団はこれにも敗れ、初回放送はレギュラーチームの圧勝に終わったと記憶しています。

 

この番組についてはぜひブログ記事にしたいと思い、それで使えるような番組キャプチャ画像などどっかに上がってないかなとネット検索してみた当時の筆者が多く目にしたのは、番組の感想としてSNSなどに記された、ゴリ押しで番組ルールをねじ曲げる和田アキ子の横暴を辛辣にバッシングする意見でした。「そうまでして勝ちたいのか大人げないぞ」などとね。

 

それは違うんでねえの?

 

と当時筆者は思ったものの、とくに個別のレスポンスはしなかったのでありますが。
筆者が憶測するにこのルール変更の提案、自らの率いるチームが弱かったために番組にとって大事な初回スペシャルがどんよりと盛り下がってしまう……何より最も盛り上がるべき最終ゲームに対する視聴者の興味が削がれてしまうことを恐れたアッコさんによる一策だったのではないかと。
いやむしろこれ、同じ理由で番組スタッフ側のほうから出たアイデアで、それをアッコさんのアドリブ的提案でルール変更したと見せかけるべく出演者たちにセリフを与え、「演出」したものなのかもしれません。そう考えるほうが自然な気がします。

 

ところで最近ちまたを賑わせた、某恋愛系リアリティ番組に出演中だった某美人女子プロレスラーが急死したというニュース。
番組中で共演者の失策を強すぎる口調でとがめた彼女に対する執拗な反論や叱責や誹謗中傷を苦にした自殺と報じられ、そののち彼女の暴言めいた言葉は、相手を強くなじるよう指示された番組側の演出だったことも明らかになりました。
ちなみに筆者は問題となった番組を見ていないのですが、そのニュースを聞いたとき真っ先に思い出したのが、この『キャプテン☆ドみの』初回スペシャル直後に多く見た、アッコさんに対するバッシングの数々だったんですよね。

 

不幸なことに、フィクションと現実との区別のつかない人って、まだまだ世間にそれなりの数存在しているようで。
国民的ドラマで悪役を演じる俳優が、田舎の旅ロケなどで出会った地元民に冷遇されたりマジ説教されたりするなどは、よくある話だと聞きます。そしてそんなことをするのは、きまってかなりの高齢者だったりします。
いっぽう特撮ヒーローアクションドラマの中で見知った街並や建物が破壊されるのを見た者が、本当に破壊されたのだと信じ込んで絶望するようなケースもあります。言うまでもなく、そんなことをするのはきまってヒーローファンである幼児です。もちろんそんな子に限って、大きくなったら○○レンジャーになりたい、なれるものだと本気で思っていたりするのです。
そう、フィクションと現実の区別がつかない連中のほとんどは、ショービズ界の仕組みに疎いジジババたちガキんちょたちとに占められているんですね。そうでない、業界の裏表に精通した「メディアの申し子」世代の、しかも十分なオトナである我々は、彼らの勘違いには失笑を禁じ得ないわけです。

 

バレバレのドッキリでも、かかってない催眠術でも、熱くないおでんでも、番組を面白くしなければならないという空気を感じたらそれを読み、求められるリアクションをしちゃうのがテレビタレントの性(さが)というものだという例を、我々は多くの場面で目撃してきたでしょう?
演者の素のリアクション、素の態度、素のセリフであるように見えるシーンでさえ、演者が何かの空気を読んでいることもあり、何かの演出が加わっていることもあり、それらがなくても編集の仕方次第で見る者の心象を操作することはあるていど可能だったりする。メディアの申し子たちは、それらをちゃんと理解しているはずです。
なのに、ちょっとリアリティある雰囲気だっただけで、ちょっとアドリブっぽい雰囲気だっただけで、ものの見事に騙され、そのセリフが演者の本心から出た言葉であるかのような錯覚をしてしまう。そういう人が多くいたからこそ、あの不幸は起こったんだよなあ。
だから彼女を中傷した人は、メディアの申し子の名折れなんですわ。つまり、ジジババ&ガキんちょの範疇ということですわ。21世紀に生きる大人としては、けっこう恥ずかしいことだと思います。

 

彼女の死とそれにまつわるニュースを聞いてふと『キャプテン☆ドみの』初回放送のことを思い出したこと。それが、今回この番組を記事に取り上げようと思った理由なんです。

 

話を戻しましょう。
キャプテン☆ドみの』はこの初回スペシャルを含め、実質わずか12回で終了となってしまいました。
これだけ巨額を投じたド派手なセットが1クールでバラされてしまったことを思うと、テレビ業界の無情を感じますね。
12回しか行われなかった『ドみの☆ワールド』を体験した出演者のうち、女性はのべ14人。以下にその一覧を挙げておきます。ええ、女性のみの一覧です。当時のバラエティ界隈で引っ張りダコだった若手女芸人グラビア出身バラドルが中心になっていますね。
筆者はたぶん全回録画しているはずですけど、DVD化していたのがブランチリポーターの体験ぶんと初回放送ぶんだけなので、今のところ画像を貼れるのはそれだけです。あしからず。

 

第1回(スペシャル)4月28日あびる優/大沢あかね/和田アキ子
第2回5月5日まちゃまちゃ/青田典子
第3回5月12日(女性参加者なし)
第4回5月19日磯山さやか
第5回5月26日ジャガー横田
第6回6月2日水野裕子
第7回6月9日(女性参加者なし)
第8回6月16日箕輪はるか(ハリセンボン)/山田花子
第9回6月23日眞鍋かをり
第10回6月30日熊田曜子
第11回7月7日(女性参加者なし)
第12回7月14日山本梓/ほしのあき
第13回7月21日(総集編放送)

 

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