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Channel: Flying Beauties -美女空中浮遊体験集-
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ハロー!サンディベル

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今回はアニメでも取り上げてみようかと思いつきました。

それも、なつかしアニメ。これって初めての試みなのではなかろうか? 実は大昔からやろうという意思はあって、ネタとしても結構ストックしてあったんですが、実際に執筆したことはありませんでしたね。


紹介するのは、1980年代初頭に放映された女の子向けアニメハロー!サンディベルのオープニングタイトルバック。
ちなみに歌は、今となってはアニソン界の重鎮ともいえる堀江美都子嬢です。


ハロー!サンディベル

もちろん当ブログが満を持して紹介するわけですから、特筆すべき飛行シーンがあるわけでございます。


ハロー!サンディベル

最初はこうやって、主役・サンディベルが大型犬の引く荷車に乗って野を駈けているのです。


すると崖にさしかかり、荷車は崖下に落下。ところが犬だけはそのまま空へと舞い上がるので、サンディベルもすばやく犬の背に乗り移ります。


ハロー!サンディベル

そして犬の背にまたがったまま、鳥と一緒に優雅な空中散歩!


ハロー!サンディベル

急降下して干し草の山に衝突したかと思うと、今度はポップなマイクロバスが現れ、サンディベルや仲間たちを乗せて再び上昇していきます。


ハロー!サンディベル

ロンドンらしき都市の上空にたどり着くと、突然サンディベルがダイブ敢行。
すぐにパラシュートが開き、ふんわり街へ下降していく、という映像です。


ハロー!サンディベル

ハロー!サンディベル

ううむ、ハーネス着けてないようなんですけど、そんな物理法則を無視した形でいいのか? ま、子供向けアニメだから許すか。


大の字(スカイダイビングの用語では「アーチ」などと呼んだりもする基本的ダイブ姿勢)でのダイビング中にパラシュートが開くと、その衝撃でぐいッと上半身が立ち上がったりするのが、当時のアニメにしてはやけにリアルで、発見したときは妙にときめいたもんです。
実は筆者、リアルタイムではこのアニメを見ておらず、のちのち再放送でこれを知った次第。それからしばらくは、オープニングだけ何度も見てたっけ。もちろん当時はビデオなんて文明の利器はなかったので、毎夕わざわざチャンネルを合わせる、ということです。


1分ちょっとのオープニングなんですが、その半分以上の時間に渡り、形態を次々と変えながら主人公が空中飛行しつづけるなんてオープニングは、なかなかに珍しいものがあります。
しかもこの『ハロー!サンディベル』、オープニングを一見した限りは飛行能力を持った魔法少女か何かのファンタジー路線という印象なんですが、実際はそうではありません。
ストーリーはもっと現実的で、たしか新聞か何か発行しながらマイクロバスでヨーロッパ中を取材旅行して回るロードムービー的なアニメだったはず(ほとんどオープニングしか見てないので記憶不鮮明)。まあ、サンディベルもこの大型犬もマイクロバスも、アニメ本編では空なんか飛ばないことは確か。
なのにこんなオープニングなのだから不思議だし、そういう意味で超レアなのですよ。
もっとも考えてみれば、本編で飛行能力を持たないキャラクターがオープニングのタイトルバックアニメでだけは特別扱いとして空を飛んだりする例は、ときどき存在するんですけどね。

今後も折を見て、昭和アニメの飛行ヒロインを少しずつ紹介していこうと思います。
今回以上の素晴らしいフライングシーンも、筆者の記憶内にはまだまだたくさんありますからね。



花總まり with NISA

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前回記事の冒頭、「なつかしアニメの記事は初めての試み」なんて書いていましたが、よくよく思い出してみたらアイドル伝説えり子』の記事を書いたことがあったんですよね。前回更新の翌日か翌々日ぐらいに気づいたんだけど、直すのも面倒なので放置しました。あしからず。


と、訂正から始まった記事、今回はまたCMフライングシーンを取り上げてみようかなと。
というのも、この秋からオンエアの始まったフライングCMが何気に多い。そういうCMって、たいてい春夏シーズンが旬だったりするんですけど。
元荒川さんのブログで紹介されていたマンナンライフのCMも、そのひとつですね。ここでちょっと補足しておきますと、あのCMにおいてミニスカで宙を飛んでいるのは、黒澤はるかちゃんという24歳の女優さん。公式アメブロで当該CMについて語られた記事にはヒジョーに萌えるコメントを残されているので、お好きな方はこちらからぜひチェックすべきですよん。


それはさておき、当ブログが今回フィーチャーするのは、特撮CMなどとはちょっと縁のなさそうな、野村證券というおカタい企業の、NISAのコマーシャルです。
NISA(ニーサ)とは、個人投資家などを啓発して経済を活性化すべく最近はじまった、少額投資を非課税で行える制度。
そうして資産を運用し、経済的余裕のある明るい未来を作り出しましょう、といったコンセプトのCMであるようです。


CM野村證券公式サイトで公開されていますが、これはYouTubeの動画を貼りつけているだけのページ(それでも出演者や挿入歌についての情報が入っているだけ上出来)。YouTubeなら当ブログに貼ることもできる、というわけで、2本まとめてペタリ。




ともにミュージカル仕立てのCMの女性出演者は、公式サイトにも記述があったように、花總まりさんという元宝塚娘役トップの女優です。言われてみれば、その立ち居振る舞いには宝塚らしい凛とした雰囲気がありますね。フライング中の空中姿勢も彫刻のように美しいし、歌声も素晴らしい。キレイなお姉さんのフライングってやっぱりいいな、と筆者、再認識させられたのであります。


プロフィールを調べてみました。


花總まり(はなふさ・まり) 1973年2月28日、東京都出身


よ、41歳ですとぅ?


驚愕に言葉も出ない。この若々しさは、もはや神の作りたもうた奇跡といってよろしいでしょう。筆者、この奇跡を世に伝えるために当記事を執筆したといっても過言ではありません。
公式サイトはこちら、公式ブログはこちらです。ブログにはCMに関する記事もあります。フライングについては何も書かれていませんが。


多くの方がご存じのように、このCMは夏ぐらいからオンエアが始まっていたもので、実は当ブログでも7~8月の時点でこれを取り上げようという計画はあったんですが、事前に彼女のブログをチェックしたところ、別バージョンのCMが存在することを知り、それを確認してから記事にしようと思い直して今月に至っています。
おカタい企業がよくもナイスなCMをリリースしてくれた、というお話でありました!




知英:地獄先生ぬ~べ~

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今回は放送中のドラマのお話。
マンガ原作で、アニメもヒットした地獄先生ぬ~べ~がこのほど実写ドラマ化され、それに登場する雪女ゆきめ役を、韓国人女優の知英が演じています。


知英(ジヨン) 1994年1月18日生まれ


韓国出身の20歳。アイドルグループKARAを先日脱退したことは周知の事実ですね。その後は日本の芸能事務所に所属したようで、これからは国内外で女優業を中心に活動するつもりなのかな。
公式SNSのたぐいは、今のところないようです。


ゆきめは雪女つまり妖怪ですから自在に空を飛べるということで、ワイヤーアクションと思われる特撮で宙を舞う彼女の演技が、たびたび披露されており、今後もある可能性が高いです。


ここで動画でも貼りつけて紹介できればよかったのだけど、ブログに貼れるような公式の公開動画はないみたいで。ドラマ本編の公開はムリとしても、テレビCMでやってる15秒の予告編ぐらいはYouTubeなどで公式に公開してもよさそうなものなのにな。それがあれば、たとえば第2話の予告編には知英のフライングシーンも短く入っていたから、実際のシーンを紹介できたのに。
まあ、ブログには貼れませんが、番組公式サイトでは各回の予告編動画が公開されています。ご興味ある方にはそちらをご覧いただくとして、筆者としては文字オンリーの記事では寂しいので、ネットで拾った静止画だけでも貼っておきましょう。


地獄先生ぬ~べ~・知英


ウン、超ミニスカにつき高得点獲得!


さて知英、上記のように韓国人女優なわけで。
日本の妖怪なのに日本語がカタコトなのを聞いて萎えてる視聴者(主に原作ファンか)が多いとも聞きましたが、筆者が見たところ、自分をぬ~べ~のフィアンセだと盲信し何度否定されてもそれを理解できない、「妖怪だとバレるから空は飛ぶな」と言われても気にせずホイホイ飛んじゃう……つまりちょっと“ヌケてる”ぐらいのキャラゆえ、ギリギリOKかなと感じました。
そもそもこの役、出番もセリフもそんなに多くないしね。ドラマ版のゆきめは、ストーリー上あまり重要ではない、ただのチョイ役という設定なのかも。だとすれば、今後もこの程度の出演量&セリフ量で終始すると考えられ、それならこのキャスティングでもさしたる支障はないでしょ、と。
他ジャンルで人気を博しているものの演技実績のほとんどない俳優がそれでも鳴り物入りでゴールデン枠のドラマに出演を決めた時もらえる役”としては、まあ標準的なありようだと思います。


地獄先生ぬ~べ~』は、毎週土曜日21時から、日テレ系列で放送中。次回は第4話
フライングシーン2話にも3話にもあったけど、次はどうかな。とりあえずチェックしましょう。

ローラーコースター・ジップライン

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今回は何を書こうかなーとネットサーフィンでネタ探ししていたところ、おもしろそうな話題を発見しました。


その名もTreeTop Crazy Rider 横浜銀蝿 Rolling Special(後半ウソ)!!
要は当ブログでも何度か取り上げてきたジップラインの進化版です。
一般のジップラインと違い、張り渡した1本のワイヤーに滑車をかけて滑るのではなく、カーテンレールのようなスチール製のコースを滑り降りるという仕組み。
これにより、円弧のような曲線コースも設計することが可能になったわけですね。


オーストラリア・シドニー近くで体験できるアトラクションのようです。公式サイトはこちら。公式Facebookこちら


YouTubeに動画が上がっていましたよ。




1kmを超える長大なジップラインを体験する男女。
弧を描いた曲線コースにさしかかった瞬間にはしゃぐ女性の笑顔が印象的じゃありませんか。相当の横Gがかかっているものと思われ、それはきっと通常のジップラインでは味わえない独特の感覚なのでしょうネ。


これから暑い夏を迎える南半球オーストラリアでは、風を切って宙を飛ぶのは最高の気分でしょう。年末年始をシドニー近郊で迎える予定のある方は、ぜひ予定に組み込んでみてはいかがでしょう?
ただ、お値段がかなりお高めになっておりますのでご注意を。1kmのエクストリームコースは大人1回85ドル、それより短い330mのパイオニアコースでさえ45ドル、両コースのセットチケットが109ドル。現在1オーストラリアドルはほぼ100円だから……うう、これは痛いな。

しかし、昨年記事にした有明そらスタジオのジップラインは、1日パスポート券を使わず単独チケットだと、たしかちょうど1000円だったはず。これで滑走時間そのものがせいぜい20秒ぐらいだったので、全長で5分ほどかかると言われるTreeTop Crazy Riderがこの値段なのは、考えようによっちゃおトクなんですけどね。


なお、さらにいろいろ調べてみたところ、このようなアトラクションはroller coaster ziplineと命名されているケースが多いようで、このワードで検索すると他所の施設もいくつか発見できます。コース長はかなり短くなりますが、米国フロリダや、北部フィリピンにあるパークにも完成しているようです。
遠からず日本にも入ってくるのかな。楽しみに待つことにしましょう!


実は、あちこちの遊園地にある懸垂型コースターライドを見るにつけ、こういうコースをハーネス着用した生身の体で滑走するようなアトラクションができないかなーと、筆者つねづね考えてきたのです。それがようやく形になりつつあるようで。もっとも筆者がイメージしたのは、一般のコースターのようにウインチでスタート地点まで巻き上げられることと、先行の客がゴールする前に次の客をスタートさせても安全が保たれる仕組みがあり客の回転率を上げられること。
ホントはそんなアトラクションができればいいんだけど。



吉瀬美智子:アリナミンA

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先々月に取り上げた『地獄先生ぬ~べ~』、最終回まで見ていたけど、結局フライングシーンは3話までで打ち止め。なんだか尻すぼみで終わってしまった感があります。
これじゃあ今後に期待を持たせるような書き方をした筆者の立つ瀬がないじゃないか……と毒づきつつ、切り替えて今回の記事を書きましょうか。


今年最後の更新は、CM紹介記事。
現在オンエア中、吉瀬美智子の出演するアリナミンACMです。


吉瀬美智子については、有名女優であり、説明の必要もないのかもしれません。とくに今年は『昼顔』というヒットドラマがあったしね。が、恒例なので一応。


吉瀬美智子 1975年2月17日、福岡県出身


もうじき四十路でありすでに人妻なのですが、若々しくお美しいのは皆様ご存じの通り。公式サイトはこちら。公式アメブロはこちらTwitterアカウントFacebookアカウントInstagramアカウントも存在します。


何年か前からアリナミンのCMキャラクターに起用されており、これまでに何パターンかのCMが放送されてきましたが、どれもコンセプトはほぼ同じ。
吉瀬美智子演じる女性が生活の中でふと疲労を感じ、どよーんと脱力する印象的なイメージショットのあと、アリナミンで復活して元気な笑顔を見せる、というパターンね。


メーカー公式サイトにはCM紹介ページも存在します。
これが近年の企業CM紹介ページにしては、なかなかちゃんとした作りになっておりまして、メイキング動画撮影裏話なども公開されています。当ブログで各企業サイトに対し過去何度も苦言を呈してきた、CM動画を貼りつけただけのよくある安直なページではありません。これには筆者、三重丸あげちゃいます。この記事、この件を褒賞するために書いたと言っても過言ではない。
いっぽう奇妙なのは、一見メイキング動画がなさそうに見えてしまうところ。実はCM本編を視聴するとそれに続いてメイキング動画が始まるという仕様になってます。よく見ればそのような注意書きも発見できるんだけど、若干わかりにくいし面倒なので、その点は△印かな。


メイキング動画は、時間的にちょっと短く、かつ撮影カメラが現場後方かなり下がった位置にあるため画が小さいうえスタッフの頭や撮影用機材が邪魔をして女優がなかば隠れてしまうなどしているため、あまり満足できるデキではないんですね。
出演者へのインタビューなんかも、少しあればよかったかも。まぁ、それでもメイキングがないよりははるかにマシです。


CM本編の映像も、残念ながらさほどの浮遊感を感じないものとなっています。
女優を寝そべらせ、それを上から撮影するという手法でも完成しちゃいそうな映像なので、当初は筆者もノーマークだったCMなのですよ。念のためサイトで調べてみたらワイヤー撮影だったと、最近になって気づいたぐらいで。
メイキングを見ると、ワイヤー撮影はグリーンバックで行われており、普通のリビングルームの背景を合成するようになっていたようです。ところができ上がったCMには、そのような合成シーンは見られない。方針を変えたんでしょうかね?


アリナミンA CMメイキング


アリナミンA CM


これってどうなんでしょう? 元のままのほうが多少の浮遊感を演出できたような気もします。背景があり、それと登場人物との対比があったほうが、その高低差の変化などから視聴者が浮遊感を得やすいものと思われます。
個人的にも、リビング空間にふんわりと浮かび上がる吉瀬さん、見てみたかったんですがねえ。


何にせよ、これだけちゃんとしたCM紹介ページを作れる企業ですし、現実にワイヤーを使うという実績も作ったわけですから、次回作以降の映像に期待したいですね。
と、今後に期待を持たせる言い回しは、やめておいたほうがいいのかもしれないな(笑)。



武藤彩未:パラレルワールド

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前回更新分アリナミンACM、写真で紹介していた、リビングルームの背景を合成したフライング映像を含むCMが、最近になって公開され始めましたね。もともと別バージョンのCMが用意されていたのか、それとも担当者がこのブログを読んで対応したものなのか(んなわきゃないか)。


今回はPV映像を紹介します。
このミステリーがすごいとかこのマンガがすごいとか、世間ではいろんなものに「すごい」という形容詞をつけた評価をしているみたいだけど、当ブログで今回紹介するのはこのMVがすごいという名の賞をあげてもいいんじゃないかというような、高水準なプロモーションビデオ
シンガーは武藤彩未ちゃんという18歳の女子AKB48に代表されるアイドルグループ全盛の今、あえてソロで勝負しようというアイドル歌手です。といっても、かつてはグループに所属していたんだけどね(後述)。


武藤彩未(むとう・あやみ) 1996年4月29日、茨城県出身


公式ウェブサイト公式Twitterアカウント公式Instagramアカウントなどが存在しています。ブログだけは、どうもやってないみたい。


この子、3年ほど前まで、成長期限定ユニットさくら学院のメンバー、しかもリーダーを務めていました。
そのさくら学院がかつてNTT東日本のCM光の天使に扮していたことは、このブログを好んで読んでいるような方々ならよくご存じのことでしょう。当ブログでは扱わなかったけど、元荒川さんのブログでは取り上げられていましたね。


光の天使No.1・武藤彩未


そう、光の天使No.1あやみと名乗っていたこの子こそ、今回紹介する武藤彩未ちゃんその人なのですよ。
光の天使は約1年ほどNTTCMキャラとして活動しましたが、12人いた天使のうちNo.1あやみNo.2あやかNo.3あいり3人だけは半年でこれを脱退しています。母体となっているさくら学院が成長期限定ユニットゆえ、中学生までのローティーンしか在籍できない決まりで、春に中学を卒業した最年長3人は自動的にユニット卒業となってしまったからです。
この時のNo.2あやかは現在、三好彩花という芸名でモデルや女優業を中心に活動しています。日テレ『メレンゲの気持ち』のレギュラーでもあり、今年あたりブレイクを予感させます。
またNo.3あいり松井愛莉の名で、いろんなお笑い芸人からプロポーズを受けるゼクシィのCMに出演したり、人気アイドルの登竜門とも言われる高校サッカーのイメージキャラクターを務めたりもしていました。先日当ブログで取り上げた『地獄先生ぬ~べ~』にも、実は生徒役で出演していたんですよね。
あの天使たちが今もそれぞれ各方面で活躍中なんて、ちょっと嬉しいじゃあーりませんか。


話を戻しましょう。
今回紹介するPVの曲名はパラレルワールド。来月すなわち2月25日に発売予定の彼女のアルバムI-POPに収録される1曲とのことです。


映像の内容はというと……巨大なドミノあるいはジェンガのごとき真紅の板きれが数十枚、それぞれふわふわ浮き、びゅんびゅん飛び、ぐるぐる回ったりしながら足場や道やちょっとしたオブジェを次々と形成しつつ、闇中で赤ずきんに扮した彩未ちゃんを導いていきます。
つまり、いかにもCGによる仮想現実的な映像が展開されるわけですが、実際はCGでなく、無数の黒子役が一糸乱れぬチームワークにより現実の赤い板を手持ちで動かしています。この、板きれも彩未ちゃんもクレーンカメラも照明もぐりぐり動き回る綿密に計算された段取りを1曲まるごとワンカット長回しで撮影するという大挑戦。ハイテクっぽい映像をハイテクでなく超ハイレベルなローテクで実現したあたりが、「このMVがすごい」と思う根拠なのですよ。といっても、手法としてはよく似ているOK GoPVほどではないけどネ(あれはホントにすごすぎるから)。
この撮影、相当なリハーサル回数を重ねたのでしょうし、本番も幾度となくNG→撮り直しがあったんじゃないかなあ。
まあ、筆者としてはこれ以上は何も申しますまい。いろいろ映像内容の詳細を書こうとも思ったんですが、筆者が感じた初見の驚きを多くの人にも味わってもらうべく、無粋な解説は遠慮しようと思います。映像はつい最近、YouTubeでも公開されたばかり。貼りつけますので、四の五の言わず、必ず最後まで見てください。そして、その素晴らしさを実感してみてください。
かつ、できればこのPVの存在を、OK Goに負けないほどワールドワイドに伝え広めてほしいと思います。




そして、感銘を受け食指を動かす気になった皆さんのために。
アルバム『I-POP』のDVD同梱盤にはAnniversary盤とYell盤の2種類があり(ともに初回限定)、Amazon.co.jpの商品ページの説明によると、Anniversary盤にはCDに収録した8曲すべてのPVが、Yell盤にはパラレルワールド』のメイキングやスペシャルコンテンツが収録されているそうです。
これはどういうこと? Yell盤には『パラレルワールド』のPV本編は入っていないのかな? だとすれば、両方見たい場合は両方買うしかないのかな。
下には2つの関連商品広告リンクを設けておきましたので、ぜひご利用ください。発売までにはまだ1ヶ月ほど時間がありますので、念のため。




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Reducio Gravitas

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今回はちょっと既存のジャンルには分類しにくい浮遊体験のお話。


Reducio Gravitasと名乗るグループが存在し、YouTubeにいくつかの動画をアップしています。スペイン語っぽい響きですが、英語で言えばReduced Gravityつまり低減重力。どうやら米国ニューメキシコ州の大学内グループであるようで、おそらくは教授や学生を中心とした研究室か技術系サークル的なものなのでしょう。
このグループが、実に興味深い装置を開発しています。短い動画をひとつ貼りつけておきましょう。ぜひご覧いただきたい。




ロボットアームの先にハーネスがくくりつけられ、その働きによって使用者の体重の一部を免荷し、月面のような重力を再現していますね。
簡易なものならもっとシンプルな仕組みで実現できそうな装置ですが、かなり大型で本格的なもの。それだけに、低重力の再現性はなかなかリアルです。
他にも、学生とおぼしき若者たちが実際に装置を身につけ、低重力下での歩行やジャンプにトライする実験的映像が多く公開されているので、彼らのチャンネルからチェックしてみてください。しかも装置の体験者は、この手の工業系グループにしては女子率が高く、それぞれとても楽しそうにフワフワしているのが萌えポイント。
コンソールで吊り上げ力を自在に調節できるらしく、火星や月の重力のみならず、体重とまったく同じ力で吊り上げることで完全無重力をも再現しています。


これは面白そう! 筆者もぜひ一度体験してみたいところですが、ニューメキシコはさすがに遠いし、日本まで来ることはないだろうなあ。


彼らのGoogle+が存在しています。実物を見ることができない以上、そのあたりを足がかりにしてもうちょっと情報を集めたかったし、他の動画・静止画なども見たいんですけど、ネットではあまり多くを得ることはできませんでした。
そもそもこの装置の開発意図もよくわからんし。6年前わがブログで紹介したフローラのように福祉介護やリハビリ補助の目的で作られたのか、あるいはショービズ界での特殊効果用なのか、アミューズメント目的なのか。
それに、YouTube動画の公開もぐぐたすの更新も、だいたい2013年一杯ぐらいまでで、以降は停止したままなんですよね。現在はどうなっているのか、気になります。
粛々と開発が続けられ、また多くの画像が公開されることを望みたいですね。




タウンワーク宇宙バイト

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今月ぐらいから、選ぶのに難渋するほど書きたいネタが増えてきております。何を書こうか悩んだ末、タイムリー性の高いこの話題をピックアップしました。


飛行機内に発生させた無重力状態でダンボール箱の梱包を行う、アルバイト情報誌・タウンワークのテレビCMが、最近よく流れていますね。よく見れば、後ろで動画撮影している人が若い女性であることにも気づくはず。
彼らはタウンワークのサイトで募集された「宇宙バイト」に応募し選ばれた、一般の若者たち。男子2人女子1人、計3人が、それぞれ別個のミッションに挑んでいます。今回CM放送されているのはそのうちのひとつに過ぎないわけですが、残り2つが放送されることはあるのだろうか? ウェブでは公開されているんですけどね。




この無重力バイトが、好評だったためか、現在2度目の募集をかけています。応募は今週一杯ぐらいまで。実施日(勤務日?)は6月の予定で、タウンワークのサイト内にある特設ページから応募できます。


上の動画の女性が「空を飛んでみたいって気持ちが強くて」と語っていたように、多くの人が幼い頃から抱いていたであろう夢を叶える絶好のチャンスです。普通ではできない体験だしね(自費で体験しようと思えばできないこともないんですが、なかなか庶民には手の出ない金額が必要だったりします)。あまつさえバイトである以上しっかり報酬が支給されるのですから、まさにいいとこ取りでしょ。
興味のある方はぜひご応募を。どうせ競争率は尋常でなく高いんだから、先のことは考えず気軽に応募しちゃうのがいいと思いますよ。当ブログでこの募集のことを知った方がメンバーに選ばれてくれたら、筆者としてはブロガー冥利に尽きますね。
かくいう筆者は応募するつもりはないんだけど。ま、バイトという齢でもないしな。




松浦亜弥:もうちょっとこのままで

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先日、格安で投げ売りされていた松浦亜弥のベストアルバムの中古盤を買って聴いてみたら、これまでテレビなどで同じ曲を聴いていてもわからなかった彼女のシンガーとしての表現力の巧みさを、たっぷり思い知らされたのでありました。
そういう意味で、松浦亜弥こそ日本アイドル歌手史上最高クラスの逸材なのだ、と昔アイドル評論家的な誰かが言ってたのを耳にした記憶があるけど、なるほど本当なのだな、と。デビュー1~2年目の曲でこれだもの、大したもんです。


あややこと松浦亜弥といいますと、当ブログにも3年前すでに一度登場しております。といっても、彼女が仕事で空中浮遊を体験したのは一度なんてもんじゃなく、筆者が知る限りでもかなりの体験回数を誇ります。このあたり、過去記事でも触れてましたよね。松浦亜弥こそ日本アイドル史上最高クラスのFlying Beautyなのだ、といえるでしょう。
そこで当ブログでは再び松浦亜弥をフィーチャー。そもそもデビューからいきなりフライング体験であった、という事実を回顧しようというのが、今回の記事です。


ドッキドキ!LOVEメール


これは2001年春にリリースされたデビューシングルドッキドキ!LOVEメールPVからのワンカット。初々しい彼女のアップの左右で浮遊している白と黒2体の小びとは、天使と悪魔のようなものを表現しており、2体とも松浦亜弥ちゃん自身が扮しています。
もちろん合成でありまして、浮遊はワイヤーによる宙吊りで実現しています。
おそらくはこの数年後にインタビューされたものなのでしょうが、少しばかりのメイキング映像とともにこの撮影時のエピソードを彼女自身が語った映像が残っているのですよ。その言葉とは、こんな感じでした。


天使と悪魔が出てくるんですけど、あん時じつは……なんて言うんですかね、バンジージャンプみたく色々固定されて、宙に吊られてたんですよ。スタッフの人に、けっこう脚が痛くなったりしてキツいかもしれないよって、これやる人はけっこう嫌がるんだよねって聞いてて……あぁそうなんだって思っていざやってみたらそんなことは全然なくてメチャメチャ面白くて。わたし高いところが大好きなんですよ。だから、もう降りていいよって言われてるのに、いやもうちょっとこのままで、とか言って(笑)、遊ばしてもらっちゃいました


インタビュー&メイキング


そうとう楽しんでいる様子が見て取れます。
このインタビュー映像、筆者はネットで拾ってその存在を知ったものでありまして、出典がどうもハッキリしません。テレビ番組などの収録で語ったものなのか、PV集のようなDVDが発売されていてその中の映像特典か何かなのか。そのあたり確認できていないので、堂々と紹介することのできないのが残念。正確なこのインタビューの出どころをご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひお知らせください。


14歳の若さでデビューと同時に宙吊りを経験し、撮影後に遊ばせてもらうほどその浮遊感を楽しんだ松浦亜弥ちゃん。この後スターダムを駆け上がった結果、その芸能人生で幾度となく空中浮遊を経験することも道理であり、今思えばそんな未来を象徴するようなPV撮影であったわけなのですね。



彩ほのか:鳥取で浮遊

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今回はいきなり2つの動画を貼っちゃう!






登場しているのは、彩ほのかちゃんという、ちょっと風変わりなお名前の女性レポーターです。「ことるりガール」という名の、鳥取の芸術の街づくり委員会なる団体により任命されたイメージガール! ウェブなどで鳥取の観光名所をレポートしていたりするのですが、その中に鳥取砂丘でのパラグライダーの体験レポートが含まれています。最初は2年前、次は昨年と、年1回ペースで発表されてきました。それが上の2動画というわけで。


彩ほのか 1988年11月16日、岡山県出身


調べたところ福岡のモデル事務所に所属しているようなので、お仕事も福岡を中心としているようですが、なぜだか鳥取のご当地レポーターをつとめているんですね。いや、どうやらこのお仕事は今の事務所に所属する前から続けてきたものである模様。他にも、アイドル的なことから女優的なことからモデル的なことから、とにかく手広く精力的に芸能活動を展開しています。ほとんど西日本中心なんだけどね。
公式ツイッターアカウントはこちら。同じくインスタグラムアカウントはこちら。公式アメブロはこちらで、2度のパラグライダー体験に関する記事は、一昨年6月こちらの記事と、昨年6月こちらの記事です。


動画を見ると、とにかくこの彩ほのかちゃんの様子を、けっこう至近から撮影できている点がポイント高し。飛んでいる彼女をその真下あたりから見上げた画もあったりして、なかなかにダイナミックです。そして砂丘の強い風にあおられた彼女の体は動画再生中、終始ふわふわ浮きっぱなしなのであります。
普通はパラグライダーの離陸というと、翼を立ち上げた後はひたすら走り続けなければならず、さもなくばグライダーが浮くことはありません。したがってコツのわからない初心者の練習は、パラグライダーの練習だか陸上競技の練習だかわからんような体力作業になりがち。そのあたり、各所のスクールなどで実際に経験された方も多いでしょう。
ところが上の動画。一歩も走ることなく足が地面を離れていくようなシーンが多々見られます。一言で言えば、風がいいからこういうことになるんですね。パラグライダーの揚力は向かい風の風速の2乗に比例するので、走ることでその風を作ってやらなきゃならないわけですが、最初から十分な速度の風が吹いていればその必要はないというわけです。


鳥取砂丘というのは、地形的にもパラグライダーに適しているようで。地面がやわらかい砂であるため転んでケガなどしにくいということもありますが、何より昼間に吹く海風が、海岸からほど近い砂丘を駈け上がる結果、安定した上昇気流が発生するというのが大きいのです。
このように丘の地形を昇る気流を利用してグライダーを飛ばす手法を、専門用語でリッジ・ソアリングなどと呼んだりします。熟練したパイロットはこれを利用し、海岸線に沿ったコースをひたすら往復し続けて、何時間でも無着陸で飛び続けられるほど。もちろん技術の乏しい初心者がふわりと浮遊することだって、安定した上昇気流があれば圧倒的に有利。動画のように一歩も走らず宙に浮く、なんてことになってしまいます。

比較的強風が吹いてると、初心者には機体のコントロールが難しくなったりもしますが、やはりこの動画のようにインストラクターが付きっきりで指示とサポートをしていればそのへんもカバーできます。当然ながら生徒数が多くインストラクターが少ない体験レッスンなどではなかなか実行できない、実は贅沢なシチュエーションなのですよ。
筆者も似たようなことを某所で体験させてもらったことがあるのですが、ホントに素晴らしい経験でした。まあ、こういうブログの執筆者ゆえ各所で様々な空中浮遊を実体験してきてますが、飛んでて最も気持ちよかったものを教えろと言われたら、筆者はこれを挙げたいと思います、マジで。


そういう贅沢な体験を2年連続で経験中の彩ほのかちゃん、パラグライダー体験の撮影は過去2年、すべて6月に行われてきましたから、今年も近いうちに予定されているかもしれません。例年良質の動画が作られていますから、期待したいですねっ。
しかしこの動画のように至近で撮影しようとすると、肝心のほのかちゃんが滑空によってたちまちそのカメラの前を通り過ぎてしまうという難点も。上の2動画も、彼女がカメラ前を通り過ぎるまでの短いカットをいくつもつなぎ合わせて作られていますよね。
それを少しでも防ぐためのアドバイスは、ブレークコード(手に持った機体操縦用のヒモ)を引くことなんですが、少し危険も伴うので初心者は実践しないほうがいいかもしれません。このコードはその名のとおり、ブレーキをかけるために引くもの。しかしパラグライダーのような滑空機に必要以上のブレーキをかけるのは、失速→墜落という事故にもつながります。上に書いたように、パラグライダー十分な速度あってこそ揚力が生じる仕組みなのですから。
しかし、やはり上に書いたように、もともと十分な風速の向かい風が吹いていれば話は別。その中で揚力を得て滑空を続けながら、見かけ上は空中静止するということさえ可能なことなんです。
上の2動画の撮影日くらいの風があれば、軽いブレーキによってカメラ前を通り過ぎるまでの時間を若干延ばすことはできるはず。撮影目的の体験なのだから、そのぐらいのことはやっていい。状況に応じこまめに微調整してみましょう。さすれば次のパラグライダー動画はさらなる良質なものになる……かもしれないので、以上を提案しつつ、楽しみに待とうと思います!



ケイリン・ルッソ:山田キャメロン!

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ちょっと前の話になりますが、この春から、P&Gの洗濯洗剤・ボールドの、こんなCMがオンエアされています。




山田キャメロン出演のCMです。
山田キャメロンとは、同CMシリーズに登場する架空のキャラクターの役名で、日本男性に嫁ぎ来日して間もない、アメリカ出身の新婚妻という設定です。そのため日本語会話がままならず、近所の住人らとちょっとトンチンカンなやり取りを繰り広げる、というのがここ数年の定番シチュエーション。役どころは同じでも演者はしばしば交代していき、今年からは4代目山田キャメロンとなります。そう、昨シーズンはミランダ・カーでしたね。
しかしながら上のCMは、山田キャメロンシリーズの定番パターンとは完全に逸脱した内容になっておりまして、なぜか歌舞伎の舞台上で役者に扮したキャメロンが、歌舞伎を模した動きでジェルボール型洗剤の商品説明をしています。最後には先代猿之助のスーパー歌舞伎よろしく宙乗りを披露するというもの。洗濯物がキレイになった喜びを表現しているんでしょうかね。

舞台上のケレンという設定のためか、ワイヤー消しのCG処理などは行われておらず、吊られているのが丸わかり。そういう意味では珍しいCMと言えます。


4代目キャメロンを演じるのは、ケイリン・ルッソというモデルさんだそうです。


ケイリン・ルッソ(Cailin Russo) 1993年12月17日、米サンディエゴ出身


21歳でまだまだ若く、このCMでも若々しくハツラツとした演技を披露してるんですが、それは彼女のほんの横顔。その普段のモデル業ぶりは超クールでセクシーな正統派美女路線なので、そちらをご所望の方は画像検索などかけてみてください。
ジャスティン・ビーバーAll That Matters』という曲のPVにも出演し、濃厚なセクシーシーンを演じてもいるという話です(筆者まだ見てない)。


このCM、オンエア開始は今年の4月上旬だったのですが、割と短い期間にしか放送していなかったような印象があります。おかげで筆者、もたもたしているうちに録画しそびれてしまった! 最近おなじボールドのCMを見たのですが、別バージョンの映像でした。しかし昨年のミランダ・カーのやつでは、一度見られなくなったCMが数ヶ月後に再オンエアを開始したケースもあったと記憶しているので、この夏はそれを待つことにしましょうか。



橋本マナミ:ハッピーキャッチャー

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今月21日、おなじみのグリコのお菓子・プリッツのキャンペーンで、東京都豊洲にて楽しげなイベントが開催されました。




これは人間がUFOキャッチャーよろしく宙吊りにされ、プリッツの箱の山からできるだけ大量の箱をつかみ取ることを目的とするゲーム。その名も「ハッピーキャッチャー」だそうです。箱の中には、さまざまな豪華景品がもらえる大当たりも含まれているんだそうで。
お披露目のために登場したのは、橋本マナミちゃんと柔道家の篠原信一氏。実はマナミちゃん、自転車を盗まれたばかり。景品の中には自転車もあるということで、彼女のボタン操作により宙吊りされた篠原氏、その巨体で大量の箱をゲットしたものの、狙った自転車はゲットできませんでしたとさ。
以上でお披露目は終わりかと思いきや、そのときマナミちゃんは言ったのです!


これ、よろしかったら私もやりたいんですけど


というわけで、ハーネスを着けた橋本マナミちゃんが宙吊りにされ、篠原氏の操作によりハッピーキャッチャーに挑むことに。
このへん、彼女はそこまでして自転車が欲しかったのか、そうでなく宙吊りプレイをしてみたかったのか、あるいはイベントそのものが最初からそういう流れで行く予定だったのか、実際のところはわかりませんが、どうなんでしょうねえ?


彼女の挑戦の様子は当日や翌日の各芸能ニュースで多く報じられました。オリコンによりYouTubeで動画としても公開されています。貼っておきましょう。




胸の谷間あらわなバンドゥビキニにホットパンツといういでたちで宙を舞うマナミちゃんのお姿は、さすがにブレイク中のアラサーグラドルだけあって、真っ昼間からお色気が匂い立っていたのであります。


橋本マナミ 1984年8月8日、山形県出身


公式アメブロはこちら。このイベント当日のことを記した記事は、こちらに。ツイッターアカウント@manami84808もあります。


さてこのハッピーキャッチャー、最初の動画を見ても明らかなように、一般人による体験も可能だったとのこと。ただし開催は超短期どころかこの日限定で、当日たまたま居合わせたラッキーな人だけが体験できたものと思われます。プリッツのサイトでは軽く事前告知はあったみたいだけど、「人間UFOキャッチャーみたいなものがあるならやってみたい!」と望むだけの人がお菓子のブランドサイトなんてチェックするはずはないものな。
そんなわけで筆者もこんなイベントの存在は事前把握していなかったんですが、把握していたとしても、平日ということもあり、このためだけに豊洲くんだりまでは行かなかったかもしれない……。
なお現在プリッツのサイトの中には、当日の様子が動画と静止画で公開されているページがあります。けっこう多くの体験者がいたみたい。しかも女性多し! 期間限定の公開だと思うので、こちらからお早めにチェックを!


ところで、当日イベントのアシスタントを担当したイベントコンパニオンさんが数人いまして、そのうちのひとりがこのハッピーキャッチャーを体験させてもらった旨、自らのブログで公表しているのを発見。荒井つかさちゃんというお方。記事はこちらから。


彼女を含め、一日限りの機会にタイミングよく居合わせた方は、なんともラッキーでしたね。
なお先述のマナミちゃん、ゲームに挑戦した結果、獲った箱の数は篠原氏に遠く及ばなかったものの、見事に大当たりの自転車をゲットしたそうです。おいおい、ラッキーにもほどがあるでしょ。


ところでこのイベントが行われたのは、豊洲にあるMAGIC BEACHという施設の敷地内。ここはこの数年にわたり当ブログで言及している日建リース工業さん主催・夏季限定パークの、ちょうどお隣に位置している……はずです。
昨年はSASUKEパークでしたが、今年はUGOKAS(ウゴカス)と銘打たれたパークがすでに営業中です。一部マスコミでも報道されていますよね。目玉は当節流行のロングウォータースライダーというわけで、昨年までのパークとはまた違った趣向が凝らされているのですが、今年はジップラインなど空中浮遊系のアトラクションも復活したようだし、興味のある方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。公式ツイッターアカウントもありますよん。



女子高生ドロシー!

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今回はですねえ、YouTubeで公開されているフライング動画の中でも筆者お気に入りのものを紹介してみようかと。


要するに手抜き記事ということなんですが、今回は先週末あたりに自室の家具を新調したりしたため、時間が取れなかったのだ(重かったので現在も絶賛筋肉痛中)。許してちょんまげ。


前にもYouTubeの動画を貼りつけただけに過ぎない記事を書いたことがありましたね。調べてみたら、3年ほど前。こちらの記事では3本の動画を紹介しています。


そのときと同じコンセプトで海外の動画を貼りつけようと思うんですが、今回は1本だけ、こちらの動画です。




どうやら高校生による演劇のリハーサルであるもよう。セットや演出から見て、『オズの魔法使い』だと思われます。
むろんフライングのような特殊技術が高校生の手で安全に運営できるはずはなく、そのあたりは専門の業者に委託して実現しています。動画タイトルにあるZFXというのがその社名です。アメリカのその業界では有名な企業ですね。公式サイトも存在します。


動画の大半を占めるのは、ドロシー役と見られる女子のフライングシーン。
もちろん生まれて初めてであろうスピンしながらのフライング体験直後、感想として「すごい、すごーい!!」と笑顔を見せるのが印象的ですね。


やはり特筆すべきはこのドロシーで、アメリカ人には珍しい(?)スレンダー体型、そのうえしっかりグラマーでもあり、かつ長いブロンドの髪とキュートな顔立ちをも併せ持つ、要するに学年にひとりいるかいないかというぐらいの、絵に描いたようなヒロインキャラ。まさしく主演女優としてフライング経験のできる栄誉を授与するにふさわしいお人だなあ。
空中姿勢も、一介の女子高生にしとくのはもったいないほどの美しさ。当ブログで紹介してきた女優やモデルといったFlying Beautiesたちの中に名を連ねてしかるべきでありましょう。



プレイステーション4・できないことができるって最高だ

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ソニーの最新ゲーム機・PS4の新CM「できないことが、できるって、最高だ。」篇が公開されております。すでにテレビでは放映されているので、目にした方も多いことでしょう。
そのテレビCMではわからないのですが、ウェブ限定公開のロングバージョンには、Flying Beauties的に注目の場面がちょっとだけ含まれているので、そのことに気づいていない多くの読者の皆さんのために、ここで紹介しておきましょう。




街の一般ピープルたちが、現実ではあり得ない種々のシチュエーションを、さまざまな特撮により体現していますね。ゲームの中ならこれらの非現実を実体験することもできる、と訴えるコマーシャル。
ワイヤー使用で撮影したと思われる、宙を舞う女性が、何人か出演されているんですが、これが編集されたテレビ版のCMにはひとりとして登場しない。残念を通り越して憤りすら覚えます(笑)。
フライング撮影に臨んだモデルの名もわかりません。外国人のようだし、この映像でそこにスポットを当ててもらうというのは望むべくもないので、それはあきらめましょう。ただ、メイキングは公開してほしかったところではあります。


なお余談として。公式サイトによると、現在PS4は品薄につき同サイトを通じての購入がひとり1台までと限られてるようで。
そんなに売れてるんだろうか?
いや実はそこまで品薄なわけではなく、某国人による爆買いを制限するための方便ではないかというのは、ちょっと僻目(ひがめ)か。


かくいう筆者、かつては根っからのゲーマー気質だったのだけど、スーファミまでで時間が止まってしまったんだよなあ。PS1にはその後、世間からかなり遅れて参入し、各方面から中古ソフトをかき集める形でプレイし、そのうちのひとつがこちらの記事にあったパラサイト・イヴだったりするのですよ。そしてそれが本当にゲーマー人生の終着点になってしまい、PS2以降には今もって進出していない。というより、かき集めてきたプレステソフトの大部分がいまだ終わっていない状況です。なにせ時間がなくってね。
そんなわけで個人的にはあまり食指の動かない印象のPS4なんでありますが、このCMはいいね。フライングシーンの有無は別として、ゲームの楽しさを再確認しモチベーションを再加熱するための助力として十分な感じです。


よーし、筆者もいいかげん時間を作ってDQ7を終わらせよう(笑)。



ナカバヤシ・ロジカルエアーノート

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1ヵ月ほど前に筆者が偶然目撃したCM。「こんなのあったのか!」という驚きをモチベーションに調査を進めてみましたので、今回はそれを発表しましょう。
フエルアルバムでおなじみナカバヤシ株式会社の、ロジカル・エアーノートなる商品のテレビCM


このCM、どうやら放送は今年6月ぐらいから始まっていたようなんですが、あまりオンエア頻度が高くないようで、上記のように10月まで発見できませんでした。
ナカバヤシといえば、かつて『新婚さんいらっしゃい』のスポンサーで、番組に出演した新婚さんが持ち帰る記念品の中にも同社製品が含まれていたのをよく覚えているんですが、最近チェックしてみたところ、いつのまにかスポンサーではなくなっていた! なるほど考えてみれば、スマホやデジカメ隆盛の昨今、写真アルバムの需要は激減しているんだろうし、それを主力製品としていた会社も、昔と変わらぬ広告は打てないのでしょう。
それゆえ筆者がこのロジカル・エアノートのCMを見たのは、後にも先にも今月の1回だけ。これを確実に見るにはいつ何チャンネルをチェックすればいいか、今もってわからず、当ブログ読者の皆さんに情報提供することができません。誰かご存じの方がいらっしゃいましたら、ぜひぜひお知らせいただきたい
そんなレアなCMですが、ウェブではしっかり公開されています。メイキングもあるので、両方とも貼っておきましょう。




というわけで、従来製品より20%も軽量化したノートを入れたランドセルはやっぱり軽く、背負ったとたん宙に舞い上がってしまうというコンセプト。
ワイヤーで吊られているのはまだ幼い子役の女の子なんでありますが、宙に浮いた瞬間の表情の作り方とか、なかなかいいんですよね。
メイキングのほうでは軽ぅ~い!とはしゃいだ声を上げながら何度も上昇を繰り返す姿が紹介されており、これが結構な萌えなのであります。


出演している子役の名は、田牧そらちゃん。ナカバヤシ以外にもドラマや各社のCMに出演してるから、知らず知らずのうちに記憶に残っているはず。他社CMでの「うそ泣きだよ~ん」というセリフの、あの子です。


田牧そら 2006年8月2日、京都府出身


9歳だから、小学3年生でしょうか。CM撮影時は、まだ8歳かな。
こんな若くして空中浮遊を体験できるなんて、うらやましい限り。筆者など、子供の頃から空飛んでみたいって強い欲求を抱いてきたけど、疑似体験でも叶ったのはずいぶん成長した後だった……。まあ、ジップラインバンジートランポリンパラグライダーも何もない時代だったから、仕方ないんだけどネ。


自分らが子供だった頃にはあり得ないシチュエーションを楽しむ子供の姿を愛でるのが今回の記事。つまり、今夜すなわちハロウィーンにふさわしかろうと思うわけです(笑)。



しまむら・厚

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にわかに寒くなって参りました。
こたつやら、カイロやら、おでんやら、冬物商品に気持ちが傾く季節であります。その中のひとつ、しまむらのファイバーヒート使用冬用インナー厚~ATU~CMを、今回はさらっとご紹介。


かれこれ2ヵ月ほど前からすでに流れ始めていた同CM。ここんとこ同社CMに出ずっぱりのふなっしーが登場し、今回は同社CEOという設定で新作インナー「」の記者発表会を執り行います。
ちなみにCEOというのはCute Energetic Object(かわいくてエネルギッシュな物体)の略なんだそうで。なんじゃい、えらそうにヒゲつけてるくせに、社長じゃないんか!
その発表会の中で、モデル役を務めた外国人女性が、軽快な開脚ジャンプを披露しています。厚くても軽い、という商品特長の表現らしいです。




CM映像だけではワイヤー等を使用しているかどうか、トランポリンなど別の手段で実現しているのか、あるいはもっと単純な合成映像に過ぎないのか、微妙な感じなのでありますが、メイキングを見ると、しっかりワイヤー使用だとわかります。
メイキングの最後のほう、クランクアップ場面に、少しだけワイヤーが映り込んでいるんですよね。




ご覧になっておわかりのように、メイキング映像はとにかく人気キャラふなっしーの一挙手一投足を追いかけることに主眼をおいて作られているので、男女のモデルなど他の部分にはほぼ触れられていません
実は筆者が見た別のメイキング映像には、わずかとはいえワイヤーを使っての大ジャンプ撮影シーンが収録されていたんですけどね、このウェブ公開版ではカットされています。これはとても残念なので、マイナス10点(笑)。
そりゃふなっしーが人気なのはわかるけどさ、もうちょっとCMそのものへの興味を大事にしてほしかったよなあ。
と、今回の記事はそんな愚痴を公開したいがために書いた、といっても過言ではないのでした。
とりあえずこれらの動画は、同社他商品のCMとまとめて、しまむら公式サイトで見ることができますよん。


ちなみに別のメイキング映像とは、東京MXテレビで金曜深夜(というか土曜の早朝)に放送されているCM INDEXという番組で見たものです。さまざまなCM本編やメイキングなどの情報を満載している30分番組で、いつも録画してチェックしております。東京近郊の方はぜひご覧ください。もちろん、フライングシーンの入ったCMがいつも取り上げられるとは限らないんだけどね。




年末年始は

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毎月末日更新がほぼ定番となっている昨今の当ブログでありますが、今月は末日を避けてみました。記事内容が31日のテレビについてだから、その前に更新しないと意味ないし、じっさい予定の詰まった31日は書く時間がなさそうだものな。では何によって予定が詰まるのか、という話を、これからしようと思います。


この年末年始は、主にテレビでの映画放送に、Flying Beauties的な見どころが多くなっているようです。とくに大みそか、31日NHK BSプレミアムは、終日映画がオンエアされる予定で、しかもそのラインナップが、こんな感じなのです。


10時33分から少林サッカー


ご存じワイヤーアクション多用の超人的スポーツ映画。出演者は男性中心ですが、フィールド上空を風のように舞う双子の女子プレイヤーも、ちょっとだけ登場するんですよね。


12時26分からメリー・ポピンズ


これが何よりの目玉。古い作品(1964年制作)なんで、名作といえども未見の人が若者を中心に多いかもしれませんが、この道のマニアなら絶対に見ておいて損はない映画です。メリーの登場シーンが傘につかまり空を飛んでくるような映像であることはよく知られていますけど、この映画のフライングシーンはこの他にあと3ヵ所はあるんですよ。これが映画初出演だったというジュリー・アンドリュース優雅な空中浮遊を堪能しましょう。CGなど影も形もなかった50年前のフライングや合成の技術を確認してみる、という見どころもあります。


14時46分からのだめカンタービレ劇場版2部作


上野樹里主演の、人気ドラマの続編劇場版。クラシック音楽をテーマにした映画で、SFでもファンタジーでもアクションでも何でもないんですが、その妄想シーンで主人公のだめの飛行が少しだけあったりします。


18時50分からジュラシック・パーク3部作


これは、とくに3作目冒頭のシーンが印象深いですね。恐竜の棲む島の近海でパラセイリングに興じる親子。残念なことに父親と息子という間柄ゆえ女子は皆無なんですけど、それにしても飛行シーンがめっちゃ気持ちよさそうで、筆者などキュンキュンしつつ見てしまいます。これ一度体験してみたい! むろん、安全な島で(笑)。


なお、年明け後は1月5日9時からジュブナイルがオンエアされることがわかっています。これは日本製のSFアクション映画。この頃はまだ少女だった女優・鈴木杏ワイヤーシーンがあったはずです。


以上は映画だけなんですが、当然ながら特番シーズンですので、バラエティで宙吊りされる女性出演者もいる可能性があり、また旅番組などでパラセイルやジップラインに挑戦する女子の姿も見られるかもしれません。そのへんも念入りにチェックせねば!
みなさんも各自のお好みと計画に従い、このお正月は有意義なテレビライフをお楽しみください。


余談ながら筆者、紅白歌合戦は、今年初出場を決めて世間をあっと驚かせたμ's(ミューズ)に注目しようかなと。
9人のメンバーのうちのひとり、小泉花陽役の久保ユリカちゃんは、当ブログでは5年も前に特撮ドラマ満福少女ドラゴネットの主演女優のひとりとして紹介されており、当時から筆者イチオシだったお人。当時は久保由利香という芸名だったけどね(記事はこちら)。
5年の間に声優へと華麗に転身し、しかもワールドワイドに支持される人気作品への出演を勝ち得たシンデレラガールとなりました。事務所も移籍し、当時執筆していたブログやその後はじめたTwitterなどからもすべて撤退してしまったけれど。


そんなわけで、筆者にとっての年末年始は、上記各番組の録画のためにHDDに溜まった録画の整理で暮れてしまいそうな予感をはらみつつ、今年の当ブログは終了。みなさま、どうぞよいお年を~!



蒼の彼方のフォーリズム

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蒼の彼方のフォーリズムという、タイトルからでは内容のさっぱりわからないアニメが、現在放送中。これが1月クールでは最も注目すべき作品だと思うので、今回はこれを紹介いたしましょう。


さっぱりわからないその内容がどんなものなのかと申しますと、反重力を発生させ自在に空を飛ぶことを可能にする靴グラビティシューズが発明された近未来のお話。
主人公の高2の女子は、このシューズの使い方はおろか存在すら知らないまま転校生として物語の舞台を訪れ、やがてその飛行能力を利用した新興スポーツ・フライングサーカス(略称FC)の世界に身を投じていくんですね。


蒼の彼方のフォーリズム


皆様ご存じのとおり、すべてが虚構の世界であるアニメーションにおいては、人が空を飛ぶようなシーンなどもさほど珍しくはありません。今回のように未来の新技術だったり、地球外技術だったり、魔法だったり、その他の特殊能力だったり、無重力空間だったり、飛べる理由こそさまざまだけれど。
むろんそういう飛行シーンはFlying Beauties的な見どころとなりうるはずなんですが、実際に見ると意外にそうでもなかったりするんですよね。なぜなら、その手のアニメにおける設定は往々にして、多くの登場人物が当たり前のように空を飛べるという設定。しかし、そういう状況下でフツーに飛んでいる人の姿は、見ていてどうも萌えません。
これはアニメに限らず、ワイヤーを使った実写でのフライングシーンにしても、あるいはアトラクションによる浮遊体験にしてもそう。体験者が何のリアクションもなく淡々と飛び、終わったらすぐ感想も口にせず帰ってしまうようでは、少なくともこういうブログ記事にはしにくいんですよ。嬉しがってはしゃぐか、怖がって泣くか、どちらでもいいので何らかのリアクションをしてくれないと!


そういう意味でこのアニメはどうかというと、上に書いたように主人公が空飛ぶ靴の存在すら知らなかったという設定ゆえ、第1話にあるその生まれて初めての空中浮遊体験シーンは、初めて宙に浮いた驚きと喜びと興奮に満ちており、ゆっくりと宙に浮かび上がる映像とあいまって、なかなかよいです。


ただ、FC(フライングサーカス)というスポーツに興じ、おそらくは今後その才能を開花させていくのであろう主人公は、遠からず上で言う“当たり前に飛べる”登場人物へと徐々に変化していってしまうのだろうと思われます。
すでに第3話のオンエアが終了しておりますが、だんだんそういう雰囲気になってきた感じだし。


それでも、何人もの女の子が空中を飛び回るアニメーションには一見の価値がありますね。興味がおありなら、ぜひ視聴してみてください。『蒼の彼方のフォーリズム』は、テレビ東京系で放送中。東京では月曜日26時05分からです。
また、各動画配信サイトではその第1話が無料で見られるそうですので、番組公式サイトからチェックしてみてください。



パラグライダートーイング

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この時期、例年わりとネタ切れになりがちです。


当ブログでしばしば取り上げるCM動画に関して言えば、確かに真冬のCM空中浮遊する女性出演者の登場するものは、そう多くない感じがします。たいていその手の映像は、暖かくなったシーズンに、その解放感のごときイメージとともに作成されることが多いですよね。
さらに言えば、その手の映像はダイエットや健康に関連した商品のCMによく使われる(体が軽快になるイメージを浮遊で表現するありがちなパターン)ため、そういった商品のよく売れる(肌の露出が増えていくシーズンゆえ女性たちの食指が動く)春から初夏にかけて多くなる傾向があります。


バンジートランポリンパラセーリングのような巷の一般向け空中浮遊体験アトラクションはどうかといえば、これもやっぱり冬季の活性は鈍いと言わざるを得ません。パラセールはそもそも南国の海辺で体験するっていうイメージだし、ジップラインパラグライダーの開催場所は山あいが多く、冬は雪に閉ざされエリアクローズなんてケースも珍しくない。当ブログでも何度か紹介している夏季限定のテーマパークなんてのもありますし、やはりどこからどう見ても、当ブログで扱うネタの旬は春から秋までなんだよなあ。


しかし、このブログに真のネタ切れはありません。実は冬季限定の浮遊体験ができる場所がある、という耳寄りな話題を、今回はご紹介しましょう。


長野県北部、栂池高原スキー場。一般に「白馬」と呼ばれる地域の、けっこう大きなスキー場です。この場所には大昔、かつてスキーフリークだった筆者も一度だけ訪れたことがあるんですが、それは今回の話題とは関係ないので、これ以上語りません。スキー場の公式サイトはこちら
今年1月30日から、このスキー場のゲレンデにて、パラグライダートーイングと呼ばれるアトラクションが実施されており、一般客をゲレンデ上空に舞い上がらせてくれるそうなのですよ。
イメージ動画がYouTubeに上がっていましたので、貼りつけておきましょう。




パラグライダートーイングトーイングとは、牽引という意味。つまりワイヤーやロープで引っ張ること。
モーターボートでパラシュートを引っ張るパラセーリングトーイングをしていることになりますし、空を飛ばないバナナボートや水上スキーにおける牽引も、もちろんこれに含まれます。
しかし、本来は誰かに引っ張ってもらうことを必要とせず、斜面や崖っぷちから自力で飛び出して離陸するべきパラグライダーやハンググライダーをあえて牽引によって空に飛ばすとき、それを通常のテイクオフと区別するため、明示的にこのトーイングという言葉が使われるケースが、この世界では多いんです。
当ブログの過去記事彩ほのかちゃんが体験していたのも、このトーイングによるフライトでした。ロープを引いていたのはインストラクターですが、このような人力での牽引もマンパワートーイングと呼び、最もシンプルながられっきとしたトーイングの一種です。
マンパワーでない場合、牽引には車やモーターボート、あるいは雪上ならスノーモービルあたりのモビリティマシンを使うのが常ですが、ここ栂池では地上に電動ウィンチを設置して長いワイヤーを引っ張っているようです。これは珍しいケース。それもそのはず、日本初なんだとか。


主催者によるブログがあります。こちらからどうぞ。
ブログ形式で、ときどき動画や静止画が更新され続けています。また、テレビなどのメディアに取り上げられたときの放送予定などもまめにアナウンスされていますので、チェックしておくといいかもね(とはいえ長野のローカル番組が多い)。


そもそもパラグライダーは、登山家たちが下山の手間を省くための手段として考案したものが発祥です。したがって、登山愛好家の一団とパラ愛好家のそれとが一部で重なっているのは当然のなりゆき。登山愛好家とスキー愛好家もまた一部で重なってますから、スキーとパラグライダーが融合するのだって、いわば当然のなりゆきといっていいのです。日本のパラグライダースクールの多くが春から秋に休業中のスキーゲレンデで実施されているという現実も、その理由のひとつになりましょう。
実際にパラグライダーの体験レッスンなどを受けた人ならおわかりかと思いますが、パラの離陸にはスピードが必要であり、そのために斜面を必死で駆け下りる反復練習を余儀なくされます。スキーならこの加速を難なく行うことができるわけで、そういう意味でもたいそう都合がいい。言われてみれば、パラグライダーの黎明期だった80年代後半ぐらいに、スキーを履いてのパラグライダーのレポートを、筆者も当時のテレビで何度か目にしたことがあります。
しかしそれが一般にあまり広まらなかったのは、安全面とかいろんな問題があったのでしょう。このパラグライダー黎明期は、バブル前後のスキーレジャーの全盛期と重なります。ゲレンデはいつも混雑状態で、それゆえに筆者なども危ない目に遭いました。そんなゲレンデの上空をコントロールのおぼつかないパラ初心者がふらふら飛び交い、いつなんどき頭上を襲って降下してくるかわからないのでは、危なくてしょうがない。かといってその混雑の中、1ゲレンデをまるごとパラグライダー用に確保して一般スキーヤーの進入を禁じるなんていうのも、ちょっと現実的ではない。どだい雪上パラグライダーなど無理な時代でした。
いっぽうで数年前ぐらいには、似たコンセプトでスキーを履いてパラグライダーを背負い斜面を滑り降りるスポーツが新登場したりもしました。これは各地で呼称が一貫していなかったんですが、主に「スピードパラグライダー」なんて名がついており、パラグライダーを操作しながら斜面を高速滑降し、その過程で時おり体が浮いたりもするというもの。ひとつの大フライトのためのテイクオフをスキーによる加速で行うというのとは、そもそもの目的がちょっと違います。この新スポーツには、パラグライダーについてのそれなりの経験と、スキーについてのそれと、両方が不可欠であったため、まったくの初心者が観光で体験するようなことは難しかったようです。筆者はその両方ともをちょっとずつかじってたから、このスピードパラには少なからず興味があったんだけど、結局やる機会はなかったなあ。
そんなこんなで20年以上の歳月が流れる間に一時のスキーブームはすっかり消え去り、むしろ深刻な閑古鳥にこそ悩まされている各スキー場は、かつてのブームでスキーの楽しさを覚えた子どもたちが今度は親になったこの時機、新しい設備やアトラクションを準備して人気の回復を図っているのだとか。この栂池高原パラグライダートーイングも、そのための客寄せコンテンツとして導入されたのでしょう。


ともあれ、
ぜひ雪上空中浮遊を体験してみたい!
と興味を持たれた方のために。
体験にはメールでの事前予約が必要だそうです。メルアドはここには書きませんが、上にも書いた主催者のブログに載ってますので、そちらをご参照ください。
インストラクターとふたりで飛ぶタンデムフライトのほか、初心者でも事前に講習を受けてひとりでフライトできるとのこと。2分ほどの飛行が楽しめ、料金はタンデムなら6,000円、単独なら3,000円。ちょっとお高めの印象もありますが、保険料込みということですし、スキー場のリフト券購入者は1,000円割引されるみたいです。
営業は3月末まで。平日・週末問わず体験できるようですが、不定期の休日と気象状況による中止に注意。晴れとか雨とかいう天気の動向だけでなく、風の強さと向きがこの分野では超重要なので、現地の気象と地理との両方の知識を持たぬ人間が開催の有無を事前に予想するのは簡単じゃなさそうです。このあたり、運のよしあしとして割り切ったほうがいいかもしれませんね。



紺野、今から踊るってよ

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テレビ東京にて毎週水曜日と木曜日の深夜オンエアという変則スケジュールで放送されている5分間のミニ番組紺野、今から踊るってよ。同局の紺野あさ美アナが全国各地へ美女を訪ね、ちょっとしたインタビューを挟みつつ一緒にダンスを披露するというだけの番組です。
紺野アナといえば……、


紺野あさ美 1987年5月7日、北海道出身


もうじき29歳になろうという十分なオトナの女性でありますが、もはや言うまでもなく、10代の時分に全盛期のモーニング娘。の一員としてバリバリのアイドル活動を展開していたお人。こちらの記事で紹介した『Mr.Moonlight~愛のビッグバンド~』のリリースと時を同じくして加入を果たしたので、同記事で紹介した小川麻琴嬢と同期、ということになるわけね。
その経験から培った技術を番組では遺憾なく発揮し、毎回なかなかにキレのあるダンスを見せてくれています。少し前には、モーニング娘。'15の現役メンバーと先輩&後輩ダンス共演という快挙(?)も果たしたし。


この隠れた人気番組、先日3月20日の深夜には、ついに日本を飛び出し全編ニュージーランドロケを敢行した30分特番紺野、今からニュージーランドで踊るってよ。が放送されるに至りました。特番といってもその内容は、通常の5分スパンの番組をいくつも連結したみたいなものなんですが。
その中には、こんな場所でのダンスシーンが。


紺野、今からニュージーランドで踊るってよ


オークランドシティの高層タワーの外周を歩くアトラクション。ここでダンスを踊るというのは世界初の試みなんだとか。
似たようなタワーでのアトラクションは、中国のマカオとかカナダのトロントとかにもありますが……ここのは随分と道幅が狭くないか? 筆者、こんなブログを執筆しているくせに高所はあまり得意ではないので、ちょっとこれはマネできそうにない
当人も、悲鳴を上げつつ、なんとか踊りきったようです。ハーネス姿でのダンスがキュートですわあ。


ところでこれ、安全のためのハーネスを着用しているだけで、宙に浮いてはいないじゃないか…それってFlying Beautiesと呼べるのか、などという鋭いご指摘もありましょうが……実は特番で放送されたのはこれだけではなく、別の町でエコジップと銘打たれたジップラインに興じる場面もあったのですよ。
紺野アナは3年前、当ブログではこちらの記事で紹介したミッドパークアスレチックジップラインを番組でレポートしたことがあり、今回がジップライン初体験というわけではないのです。が、ミッドタウンのアトラクションは距離や高低差が少なめでライトテイストだっただけに、高速滑空の爽快感を味わうのはこれが初めてだったのかもね。
実際オンエアでは、童心に返ったように大はしゃぎしながら宙を飛んでいました。かなり楽しかったご様子。ナイスなリアクションでした。


紺野、今から踊るってよ番組公式サイトでは、最新回のオンエア映像や過去放送回のオフショットなどもろもろ公開されています。Twitter公式アカウント@odorutteyoもあり、紺野アナ本人のつぶやきとおぼしきツイートもしばしばあるようです。たとえばエコジップのオフショットこちら。なお、上の静止画像もこの公式Twitterアカウントから拝借し編集したものです。実際の画像はもっと大判ですから、高精細で鑑賞したい方はチェック必須でありましょう。


そんなわけで、30分間2度ものハーネス着用アトラクションを体験せしめたニュージーランドロケの映像は20日放送の特番でその放送を終えてしまいましたが、実は特番で放送されたものが通常回で再放送される可能性はなくもないので、見逃された方は、これからどうぞオンエアチェックを欠かさずに。



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